〈学問〉の取扱説明書 改訂第二版 の商品レビュー
<目次> 第1講 哲学・思想~「哲学」と「思考」の境界⁈ 第2講 政治学・政治思想~「政治」はどこにあるのか? 第3講 経済学・経済思想~「正義」を担保するための議論 第4講 社会学・社会理論~「社会」を設計する⁈ 第5講 法学・法哲学~大学と「法学」の特殊な空間 <...
<目次> 第1講 哲学・思想~「哲学」と「思考」の境界⁈ 第2講 政治学・政治思想~「政治」はどこにあるのか? 第3講 経済学・経済思想~「正義」を担保するための議論 第4講 社会学・社会理論~「社会」を設計する⁈ 第5講 法学・法哲学~大学と「法学」の特殊な空間 <内容> 金沢大学の教授。法哲学や政治思想が専門らしい。どこの分野についても主流ではないようで、やや斜に構えた論調だが、言っていることはわかる。世界も含めてとくに日本の学者の特殊性が気になるのだろう。まあ、改定第二版が出ているのだから、それなりに読者を集めてきた証拠だ。でも大学生が読んでも難しいかな?
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哲学、経済学、社会学、法学などのそれぞれ特徴や話題になりがちなテーマについて、シニカルかつ縦横無尽に語り尽くしています。それぞれの学問を一歩引いた目線で見てみるのも面白いですね。
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社会学者が政策提言しても良いが、それが社会学的研究とは別の営みとおうことを自覚しておくべき。そうでないと、社会学的調査をやったので現実をしっているなどと言い出したら、昔のマルクス主義者と変わらない。実戦を社会学的調査と言い換えてるだけ。 何でも社会学的な雰囲気の中で、将来、学者と...
社会学者が政策提言しても良いが、それが社会学的研究とは別の営みとおうことを自覚しておくべき。そうでないと、社会学的調査をやったので現実をしっているなどと言い出したら、昔のマルクス主義者と変わらない。実戦を社会学的調査と言い換えてるだけ。 何でも社会学的な雰囲気の中で、将来、学者としてやっていける見込みのない社会学者を大量生産するのはやめてほしい。
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第1講 哲学・思想―「哲学」と「思想」の境界!? 『白熱教室』で、哲学・思想する 発言する勇気 哲学・思想って何 現代思想のラディカルさ 新実在論とは フーコー、デリダ、ネグリの効用 ポストモダン左派 正義と実現 ~主義の問題 知識って何者 理想と設計主義 文字使いたち 一億総セ...
第1講 哲学・思想―「哲学」と「思想」の境界!? 『白熱教室』で、哲学・思想する 発言する勇気 哲学・思想って何 現代思想のラディカルさ 新実在論とは フーコー、デリダ、ネグリの効用 ポストモダン左派 正義と実現 ~主義の問題 知識って何者 理想と設計主義 文字使いたち 一億総センセイ状態 第2講 政治学・政治思想―「政治」はどこにあるのか? 「自由主義」と「民主主義」 「話し合い」という問題 支配する人・される人 自由=解放という図式 黙約 コミュニタリアニズム・共和主義・構成的権力 ルソーと自然本位 ロールスと自由の問題 正義と善 オルターナティブな提案 第3講 経済学・経済思想―「正義」を担保するための議論 「経済学」って何をやるの? 『もしドラ』は経済学? アナルコ・キャピタリズム 自己責任論とニート・フリーター 取りつかれる経済分析 第4講 社会学・社会理論―「社会」を設計する!? 社会学説小史 日本の社会学 マックス・ウェーバーと価値自由論争 実証主義論争 存在と当為 自己成就的予言 構築主義 フーコーと社会学 何でも社会学の課題 第5講 法学・法哲学―大学と「法学」という特殊な空間 裁判員裁判 法学のイメージ 法哲学・思想 医事法・法医学 法の学説 法社会学 ハンス・ケルゼンの純粋法学 法社会学と実定法 ポストモダンの法学
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