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イングランド雇用関係法史 の商品レビュー

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2022/05/25

第1章 封建制期の雇用関係立法  第1節 労働者規制法の時代的背景  第2節 労働者規制法の概要と意義  1 強制就労条項  2 契約条項(職場放棄禁止条項)  3 賃金条項・価格条項  4 喜捨禁止条項  5 治安判事(Justice of Peace)による規制  6 同法違...

第1章 封建制期の雇用関係立法  第1節 労働者規制法の時代的背景  第2節 労働者規制法の概要と意義  1 強制就労条項  2 契約条項(職場放棄禁止条項)  3 賃金条項・価格条項  4 喜捨禁止条項  5 治安判事(Justice of Peace)による規制  6 同法違反に見られる雇用事情  7 同時代の救貧法  第3節 本章のまとめ 第2章 絶対王政期の雇用関係立法  第1節 時代的背景  第2節 職人規制法の概要  1 同法の序文  2 強制的契約条件・就労条項  3 職場放棄・解雇規制条項  4 地域移動制限条項  5 賃金(報酬)額の決定条項  6 徒弟に関する規定  第3節 職人規制法とエリザベス救貧法の意義  第4節 同時代の救貧法  1 健常浮浪者に対する厳罰  2 労働不能者に対する救貧策  3 乞食に対する施しの規制  4 怠惰な児童の強制奉公  5 貧困者援護費用の資金調達  6 1601 年エリザベス救貧法  第5節 本章のまとめ 第3章 封建制・絶対王政期の雇用関係立法とコモン・ロー  序 説 本章の研究課題  第1節 労働者規制法と中世コモン・ロー契約法  1 コモン・ロー裁判所と契約法  2 労働者規制法とコモン・ロー契約法の接点  3 引受訴訟の出現  4 約因の起源  第2節 職人・徒弟規制法とコモン・ロー裁判所の対応  1 本節の課題  2 同法の賃金条項  3 同法の徒弟制条項  第3節 本章のまとめ 74  第4章 近代コモン・ロー契約法の形成  序 説 本章の研究課題  第1節 中世以降の財産の移転と契約  1 土地不動産  2 動産の移転  第2節 契約の自由と意思理論の台頭  1 契約の観念  2 契約の位置づけ  3 近代契約法  第3節 一般契約法理の展開  1 本節の考察対象  2 コモン・ローと衡平法  3 コモン・ロー裁判所  4 衡平法裁判所 第5章 主従法立法  序 説 本章の研究課題  第1節 時代的背景  第2節 主従法立法の目的と仕組み  1 基本的仕組み  2 目的と特徴  3 各立法相互の関係  第3節 主従法の適用対象者  1 特定職種の労働者  2 「その他の労務者」、「その他の者」  3 「労務に服することを約して」  4 請負人的労働者  第4節 治安判事の収監命令  1 収監命令  2 収監命令は上訴できない  第5節 主従法の廃止  1 廃止の背景  2 1867 年法の内容  3 1867 年法の特徴  4 1867 年から1875 年まで  第6節 本章のまとめ  付録資料 主要な主従法立法及び団結禁止立法の条文(邦語訳)  1 主従立法  2 職業別団結禁止立法  3 一般的団結禁止法 第6章 近代コモン・ロー雇傭契約法の形成  序 説 本章の研究課題  第1節 雇傭契約該当性の判断基準  第2節 雇傭契約法理の生成  1 エリザベス職人規制法の時代  2 コモン・ロー上の雇用終了と指揮命令権  第3節 近代雇傭契約法理の生成と展開(1875 年まで)  1 考察対象期間  2 コモン・ロー上の雇傭契約の終了  3 1 年雇用の推定  4 解雇予告期間  5 違法解雇  6 雇傭契約の履行強制―特定履行と差止めの命令  7 雇傭契約の成立・効力要件  8 雇傭契約上の権利と義務  第4節 本章のまとめ 第7章 1875 年以降の変化と現代における相互関係  序 説 本章における研究課題  第1節 1875 年から1970 年までの雇用関係立法  第2節 1970 年以降の雇用関係立法  第3節 現代における雇用関係立法とコモン・ローの相互関係  1 コモン・ロー裁判所と雇用審判所  2 雇用関係立法及び契約条項の解釈とコモン・ロー  3 雇用関係立法のコモン・ローへの反映(相互信頼義務)  4 雇用関係立法とコモン・ローの救済の共存  5 労働立法とコモン・ローの救済の分担―雇用契約条件変更  第4節 本章のまとめ 結 論

Posted byブクログ