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地球的思考 グローバル・スタディーズの課題 の商品レビュー

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2022/06/21

なかなかきけない貴重な教授達のお話で勉強になりました。グローバルスタディーズの言葉の意味より、近年国際的に情報共有が進めば、実はたくさんの多様な人がいることに認めたくない人もいる。自分も知らないうちに偏見を持っているのかもしれません。そんな情報社会では多様性の理解が追いつかない問...

なかなかきけない貴重な教授達のお話で勉強になりました。グローバルスタディーズの言葉の意味より、近年国際的に情報共有が進めば、実はたくさんの多様な人がいることに認めたくない人もいる。自分も知らないうちに偏見を持っているのかもしれません。そんな情報社会では多様性の理解が追いつかない問題もあるようです。國分功一郎さんの中動態の世界はちょっと怖かったです。能動態と受動態の概念の遥か昔に中動態が存在し、人間社会が法律をつくるためには中動態が邪魔だったのかと思ってきます。意志、責任の概念が今あまりにも強いせいか、イメージするのにかなり時間がかかります。危険なお話ですね。何度も読み直したいですね。

Posted byブクログ

2022/05/11

1.地域研究とグローバル・スタディーズ(西崎文子) 2.領域再編の政治学(石田淳) 3. 奴隷貿易とその廃止運動を再考する(大石和欣) 4. 謝罪・赦し・和解の政治とグローバル化(高橋哲哉) 5. グローバル化の中でのイスラーム(池内恵) 6. グローバル化は比較社会研究に何をも...

1.地域研究とグローバル・スタディーズ(西崎文子) 2.領域再編の政治学(石田淳) 3. 奴隷貿易とその廃止運動を再考する(大石和欣) 4. 謝罪・赦し・和解の政治とグローバル化(高橋哲哉) 5. グローバル化の中でのイスラーム(池内恵) 6. グローバル化は比較社会研究に何をもたらすか(有田伸) 7. 世界史/グローバル・ヒストリー研究の意味、可能性と難しさ(羽田正) 8. 哲学の希望(中島隆博) 9. 異なるものをつなぐ、比べる(受田宏之) 10. アフリカに接近する(遠藤貢) 11. 「グローバルな俯瞰力」と「ローカルな視点」をつなぐ(和田毅) 12. 「宗教的なもの」から広がるもうひとつのグローバル・スタディーズ(伊達聖伸) 13. グローバル化時代の『人間』を考える(田辺明生) 14. 政治思想史、帝国、グローバル化(馬路智仁) 15. 中動態によって問い直される近代的人間像(國分功一郎)

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