Excelでできるデータの収集・整形・加工を極めるための本 の商品レビュー
データの収集整形加工をまず関数を駆使してやってみた後、パワークエリで簡単にできることが分かる本の構成が良いと思った。これなら最初からパワークエリを使えばいいんだと感じると思う。
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良書 いわゆるストーリー性のある、Excel 本 Power Query という機能が Excel にあることをはじめて知りました。 MicroSoft で、Power Shell , Power BI などと Power というキーワードが最近多く目にします 本書の主旨は、...
良書 いわゆるストーリー性のある、Excel 本 Power Query という機能が Excel にあることをはじめて知りました。 MicroSoft で、Power Shell , Power BI などと Power というキーワードが最近多く目にします 本書の主旨は、ETL : 「Extract (抽出)」「Transform (変換)」「Load (書き出し)」 をExcel でやりましょうです。 104万行のデータを扱えるようになった Excel を、Word代わりに使うことは大変もったいないと思います。そういった意味で、本書はExcelの本来の機能にかなっていると感じました。 長大な前処理の部分は圧巻で、表記ゆれをはじめ、不要データの削除、入力もれ、誤入力、重複の削除、データ形の統一などが体系的に語られます。 Power Query については、表演算とその手順の自動化です。集計、転記、突き合わせ、並べ替えといった事務の基本手順などです。 データ分析基盤としての Excel の処理プロセスは以下で、本書を貫いています。 ①データ収集 集計・分析の元データを集めること ②データ整形 集めた元データを扱いやすくすること、1つの表にまとめること ここまでが前処理 ③データ集計 元データを集計すること ④データ分析 集計結果の可視化、原因の特定、結果をつかって予測をする ⑤データ共有 集計・分析結果の共有 Contents サンプルファイルについて 本書の作業環境について 第1章 実践的な話の前に、最低限押さえておいてほしい6つの前提知識 第2章 まずは「データの不備」を手早く解消することがスタートライン 第3章 さらに集計/分析の切り口を広げるための前処理テクニック 第4章 前処理の一連の作業プロセスをまとめて「自動化」するには 第5章 別表から必要なデータを転記・連結する方法 第6章 あらゆる表を集計しやすいレイアウト形式へ変更する技術 第7章 手入力前提のテーブルを制御すれば前処理がもっと楽になる 第8章 複数のデータ収集作業を高速で終わらせるためのテクニック 第9章 「神エクセル」でも、順序を踏めば「使えるデータ」へ収集/整形できる おわりに 索引 ISBN:9784802613576 出版社:ソシム 判型:A5 ページ数:400ページ 定価:2400円(本体) 発売日:2022年03月10日初版第1刷発行 発売日:2023年02月01日初版第3刷発行
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実務でありがちなデータ処理を徹底特集 取り上げるケースの選定が非常にセンスがいい。実務でありがちな、ちょっと面倒な作業が多く収録されている。それらをvlookupやindexで対処する方法を説明した後でPowerQueryを紹介するので非常に映える。PowerQueryの解説だ...
実務でありがちなデータ処理を徹底特集 取り上げるケースの選定が非常にセンスがいい。実務でありがちな、ちょっと面倒な作業が多く収録されている。それらをvlookupやindexで対処する方法を説明した後でPowerQueryを紹介するので非常に映える。PowerQueryの解説だけでいいと思えるくらいPowerQueryが素晴らしく見えてくる。操作手順もコンパクトなスクショで必要十分に説明されており、練習用エクセルもダウンロードでき素晴らしいとしかいいようがない。ソシムらしい一冊。
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データ分析を行うにあたっての前処理を説明した本。それだけで一冊の分量。関数とパワークエリが併記されている点は読みやすい。
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