ダンス・ダンス・ダンスール(23) の商品レビュー
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夏姫に連絡を取ってほしいと前巻を読んで思ったが まさかこんな勢いで会いに行くとは。 一時はどうなることかと思ったが、夏姫ちゃんが結局 空港まで来てくれていたのが嬉しいし可愛い。 ゲイリーの至れり尽くせりぶりもすごい。 流鶯の成長ぶりも良いのだが、メンタル面も救われて欲しい。
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夏姫への想いが、潤平のコアにしっかり座りましたね。めでたい! 流鶯のバレエへの「思い込み」は、揺らぎまくっていますが、潤平つながりで爆進し始めましたね。めでたい!
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夏姫とのわちゃわちゃもようやく落ち着いてOK!流鶯は一体何があってそんななんやと言いたくなる状況。都ちゃんはどうなってるんや。でも潤平と流鶯、2人の道が一周巡ってようやくクロスしそうな次巻、楽しみ〜!
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「コッペリア」の舞台に挑む潤平。 「好きな娘に会いに行く必要があるんだ! フランツを演じるために…!!! 今すぐにイギリスに行かせてくれないか…!?」とド直球にゲイリーに頼みこみ、一年半の空白を埋めるべく、イギリスの夏姫のところへ向かいます。 二人は無事に再会することが出来るけど、それまでにも一悶着あり、感情まるだしの「やっぱり行かない」「もう帰る!!」の応酬が微笑ましい。 個人的には、夏姫が都のことをどう思っていたのかが明かされたところにぐっときました。実はリスペクトと嫉妬が入り交じっていたんだ。すごく人間らしい。 夏姫との再会を経て、パートナーのベアトリスとのデートでは大人ぶっていた潤平が、再び愛情に燃え、ベアトリスとも打ち解けていく姿が素敵です。 一方お話は流鶯のターンへ。流鶯はロシアでも身の置き場のなさ、音楽と心がバラバラになった喪失感に苦しみます。心ない言葉と嫉妬の嵐。先生の激励を受け止められないほどの痛み。色んなものが流鶯を切り刻んでいる。 繰り返し繰り返し出てくる、「バレエなんて……」という独白。それでも彼は舞台に立つ。舞台で潤平と再会する日のために。 潤平が焦がれる流鶯と、流鶯が焦がれる潤平は、実は鏡写しのようにそっくりです。回想を見れば、潤平の方が技量は下でも、流鶯が自分の持っていないものを持っている潤平に嫉妬し、苛立ち、心底相手の力量を認めていることがわかる。ロシアでは一切潤平のことなんか思い出してませんよ~なのかと思ってた。でも、流鶯の心に火をつけるのは、やっぱり潤平だけなんだ。 この巻の最後、流鶯にとってひとつの目標、夢が叶う。でも彼は呆然として、それを受け止めきれない。その時、夢はもう、本当の願いじゃなくなっていたのかもしれないと思いました。じっと踞っていたように見える流鶯も、自分が願う道に歩きだしていたのかもしれない、と感じるシーンがありました。 次巻予告でようやく潤平と話しているシーンがあったので、次の巻でそれがより明瞭になるのかな。 次も楽しみにしています!
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