埋もれない声優になる!音響監督から見た自己演出論 の商品レビュー
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あとがきにありますが、突っ込みどころ満載です。アイドル声優を送り込んだことに対しての総括がないのが不満です。若手についてめぐ姉ではなく緒方恵美さんと対談したところに偽善性を感じました。
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現場の生の声を垣間見えて刺激的だった。 「養成所に入ったから声優になれるわけじゃない。大事なのは自分で出来ることを考えて取り組んでいくこと」といったニュアンスで書かれていたと思う。 それは声優業だけじゃなく他のことにも通じる考え方だと思った。
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正解はない答えはない 考えがあって その考えを文章として書籍としてまとめてくれました。 自分で自分の答えを考えて でも その答えが正解ではないことを知っていた上で その先の答えを考えられるか、 自分をその先まで演出する。 自分の目指す先に少しでも近づくために いろんな方法を調べて終わるだけでなく、 調べたことに対して実行しながらすすんで行けるか。 本当に必要と思えるものに挑めるか 結果はわからないけど わからないからこそ
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声優志望ではないのですが、先日生アフレコのイベントで声優さんの演技を肌で感じて感激し、何か声優さんについて知りたいと思い新刊で店頭に並んでいたので手に取りました。 とても文章が読みやすく、あっという間に読むことができました。 一応新人・若手声優に向けられた内容ではありますが、読...
声優志望ではないのですが、先日生アフレコのイベントで声優さんの演技を肌で感じて感激し、何か声優さんについて知りたいと思い新刊で店頭に並んでいたので手に取りました。 とても文章が読みやすく、あっという間に読むことができました。 一応新人・若手声優に向けられた内容ではありますが、読んでいるとどの分野の仕事、もしくは目標にも通用する、普遍的な努力の大切さが書かれていたように思えます。 呪術廻戦のキャストがトークするSpotifyのじゅじゅトークを聞いた時に声優さんが役や演技について深掘りして考え、どのように表現するかということについてスラスラお話しされていたことに大変衝撃を受けました。 好んでアニメを見て、声優さんの名前も有名な人はわかって、CDを買ったりしてはいましたが基本的には声ばかり聞いていて声優さんがどのように演技について考えているかまでは意識がいっていなかったので、声が良いだけではないということを今更思い知り衝撃でした。 基本的には主人公虎杖悠仁役の榎本さんがホストとして立ち、回によってゲストが変わるのですが、第一線で活躍される人気声優さん達なので考えてること、見えている世界が同じだからかスムーズに深いい話が展開されていきます。 人気声優さんは声が良いだけではなく、説得力とリアリティを演技を通して届けるためにここまで考える能力があるのだなと感心しっぱなしでした。 その姿勢や向上心は、声優業界という狭き門、オーディションで役を勝ち取るという世界だから必要なのではなく、どこでも活かせるものだと感じました。 なのでこの本で描かれていた、お金を払って学校に行ってるから受動的になるのではなく、自発的に考え行動に移し、好きという気持ちや熱意を持って取り組み続けられることが大事なのだなということはよく理解できました。 業界で長く勤め実績を残し続けてきた人たちが真剣に声優業界について考えるときに見えてくる大事なこと、課題は似てくるのだなとしみじみ。 緒方恵美さん、古川登志夫さんのお話は大変興味深かったです。 テクニカルに走りがちと思ってましたがやはり基本に立ち返って人格が大事というのは耳が痛いです。 人気声優さんはお人柄も素敵だなと思うことが多いですが、なるほどそういう前提の人格の素晴らしさがあって謙虚に学び続け、研究し続け挑み続けられるんだなと思いました。 全く声優、アニメ業界と関係ない自分の仕事ですが、能動的になっていないか自省して、自分で考えて答えを見つけていき、周りと話し合って柔軟に良い仕事をしていく、そのような取り組み方をしていきたいと思わされました。 気づきをありがとうございました。 ということで、声優好き、声優志望の方じゃなくても楽しめるし実りがある本だと思います。
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