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ファズイーター の商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2022/07/14

女性刑事の書き手としては個人的に誉田哲也と双璧と思う作者による力強さのある作品。筋としてはストレートなのであまり頭を使う必要はない分、力が入る。八神の活躍は言うまでもないが三下ヤクザの妻の香麻里の存在感がより作品を魅力的なものにしている。諦念と自棄っぱちの中に妙な熱さを感じたのだ...

女性刑事の書き手としては個人的に誉田哲也と双璧と思う作者による力強さのある作品。筋としてはストレートなのであまり頭を使う必要はない分、力が入る。八神の活躍は言うまでもないが三下ヤクザの妻の香麻里の存在感がより作品を魅力的なものにしている。諦念と自棄っぱちの中に妙な熱さを感じたのだが、それがなぜか心地よかった。そして修羅場を乗り越えることによって成長していく姿にも感じるものがあった。見せ場が多く飽きることのない良作。

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2022/07/09

シリーズ物の最新刊で深町作品初読ってチャレンジャーだなぁ、と思いつつ読み始めたら、いやはや凄い作品だった。50ページくらいまではなかなか話に入り込めず苦労したが、登場人物の関係が分かりだしたら、後は最後まで一気読み。柚木裕子作品『孤狼の血シリーズ』とはまた違った疾走感が味わえる。...

シリーズ物の最新刊で深町作品初読ってチャレンジャーだなぁ、と思いつつ読み始めたら、いやはや凄い作品だった。50ページくらいまではなかなか話に入り込めず苦労したが、登場人物の関係が分かりだしたら、後は最後まで一気読み。柚木裕子作品『孤狼の血シリーズ』とはまた違った疾走感が味わえる。面白かった。

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2022/06/22

派手にドンパチやる警察ものといえば大沢在昌を思い出すが、この作者には遊びがない。 主人公は無敵の超人で、すべての展開はいかに無敵かを表現するためにある。 主人公とキャリア署長とのツンデレな関係にはほっこりする。

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2022/06/07

相次ぐ警官への襲撃事件と暴力団幹部に立て続けに起こる不審な事件。その裏に潜む黒幕に戦いを挑む八神瑛子。そして警察に恨みを持つ謎の男。血で血を洗う戦いはどこへ向かうのか。迫力満点のサスペンスミステリです。 このシリーズ、全部は読んでいないのですが。今までの人間関係などはそれなりに描...

相次ぐ警官への襲撃事件と暴力団幹部に立て続けに起こる不審な事件。その裏に潜む黒幕に戦いを挑む八神瑛子。そして警察に恨みを持つ謎の男。血で血を洗う戦いはどこへ向かうのか。迫力満点のサスペンスミステリです。 このシリーズ、全部は読んでいないのですが。今までの人間関係などはそれなりに描かれているのでいきなりここから読んでも大丈夫かな。自らも常識外れの領域に足を踏み入れ、手段を選ばず悪を駆逐しようとする八神瑛子はやはりカッコいいのですが。それでもはらはらさせられました。ただ、彼女には敵が多いけれど見方も少なくないのがかなりの救い。 対立する側の「ヤクザの姐」である香麻里も印象的。最初は打算的で保身に必死なだけの人かと思いきや、案外と根性はあるし好感が持てました。どれほど悪に手を染めても、踏み越えてはならない一線はあるのですよね。それを忘れてはいけません。

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2022/06/06

八神瑛子シリーズ。連続する警官種襲撃事件、一方で指定暴力団印旛会幹部の事故死や失踪が続く…。目的のためには手段を選ばず型破りな捜査をする八神、激しい暴力とアクションは健在。個人的には富永署長がいい。

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2022/04/29

「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズ最新刊。本シリーズ本当にハズレが無い。深町作品の熱と疾走感があふれ出ている。一気読み必至。。

Posted byブクログ

2022/04/27

フィクションだとは解ってはいるが、矢張りどうしても気になるのは警察の内部の事だ、こんなには腐ってはいない。そして全編に渡って語られるヤクザ世界には辟易させられる。でも矢張り面白かった!

Posted byブクログ

2022/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

甲斐と若頭を失った斐心組。親分の有嶋が自暴自棄に走る中で、甲斐の遺言「悪党を叩き続けろ」が八神を突き動かす。 前作に引き続き圧倒的暴力と八神瑛子の芯のある強さ美しさにページを捲る手が止まらなかった...次回作早く出ないかな~

Posted byブクログ

2022/04/04

シリーズ第5弾。シリーズものの楽しみはレギュラーメンバーの活躍。歯周病のキャリア署長、黒社会の女ボス、用心棒の女格闘家等、今回も存分に楽しめました。 本題の事件性は少し薄く感じました。

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