心心 東京の星、上海の月 の商品レビュー
大好きな石田衣良さんの新作!やっと読めました。 専門学生の青春感はやっぱり読んでてワクワクします 上海のお金持ちの心心が声優を夢見て東京にやってきて、主人公の陽二と出会う。 C組1班のメンバーも個性が立っていて、さらに心心の周りの上海の人たちも個性的で、本を捲る手が止まりません...
大好きな石田衣良さんの新作!やっと読めました。 専門学生の青春感はやっぱり読んでてワクワクします 上海のお金持ちの心心が声優を夢見て東京にやってきて、主人公の陽二と出会う。 C組1班のメンバーも個性が立っていて、さらに心心の周りの上海の人たちも個性的で、本を捲る手が止まりません。 前半パートは純粋に声優を目指す話で、後半は上海で大企業の政治に巻き込まれる構成。 石田衣良さんが好きすぎてほとんど全部の作品読んでいますが、ちょっと過去のキャラと被ってきますが(特に明日のマーチ)まあ良しとします 総じて最高の青春エンタメ小説でした
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
話に引き込まれて、思わずイッキ読み! アニメには全然詳しくないが、それでも楽しめる。 声優の専門学校でどんな授業をやっているのかが面白かったが、すごい金持ちの娘がその中にまぎれこんでいる設定は、文字通り「ローマの休日」系。 上海編で描かれる街の様子にも驚かされたし、興味がわいた。コロナ終息したらちゃんと行ってみたい(一度行ったけど空港使っただけ)。 C組1班の6名の個性は各自それぞれで興味深いが、主人公の陽児のキャラが、どうしても池袋WGPのマコトと重なってしまう。 頭良くて臨機応変、勇気もあるのに女子にモテない不思議。 そしてどうでもいいことだが留学生の陽心心、父の陽峰、叔父の陽岳、主人公の陽児、全員に「陽」をつけた作者の意図は何なのだろうか・・・気になる。
Posted by
石田衣良さんの本は大好き。 中学校に置けない本が多いけれど、 これは大丈夫。 陽心心(ヤンシンシン) 恵比寿西にある真琴さんのバイト先での、 エヴァンゲリオンねた! 場面がわかるから面白い。 その他にもジブリネタ、ガンダム、ドラゴンボールネタなど、日本を代表するアニメネタがたくさ...
石田衣良さんの本は大好き。 中学校に置けない本が多いけれど、 これは大丈夫。 陽心心(ヤンシンシン) 恵比寿西にある真琴さんのバイト先での、 エヴァンゲリオンねた! 場面がわかるから面白い。 その他にもジブリネタ、ガンダム、ドラゴンボールネタなど、日本を代表するアニメネタがたくさん。 心心がアニメを見て学んだこと。 お金や権力、家柄ではなく、普通に頑張って生きている人の値打ち。 普通に生きている人が1番強い。 上海の文化や生活、中国人の考え方も、知らない事ばかりで学べた。 でも、中国人怖い。やりすぎ。犯罪だよ叔父さん。 友達を人質に取られ(きっと4人は何も知らずに快適に過ごしていると思うが) いざ決戦の株主総会へ。 バスから友人4人を救出し、 存分に自分の意見を言えた心心。 ラストはアッという間だったが、光さす終わり方。
Posted by
専門学校の声優科に入学した石森陽児は、上海から来たアニメ好きの少女・陽心心と出会う。ひたむきに夢を追う彼女に惹かれる陽児が、ある日、帰宅する心心のあとをつけると…。 表紙から想像できた通り軽い話で、アニメ化あるいは実写化が想定されている感じだった。ただ私はアニメにも声優にも興味...
専門学校の声優科に入学した石森陽児は、上海から来たアニメ好きの少女・陽心心と出会う。ひたむきに夢を追う彼女に惹かれる陽児が、ある日、帰宅する心心のあとをつけると…。 表紙から想像できた通り軽い話で、アニメ化あるいは実写化が想定されている感じだった。ただ私はアニメにも声優にも興味ないのでイマイチのめり込めなかった。 (D)
Posted by
さわやかな青春モノ。結末は二択のどちらかと思っていたが、そう来たか!という感じ。後日譚がもう少しボリュームあっても良かった。友人達の出番が後半少なかったのがやや残念。
Posted by
今流行りの声優の学校の話。青春話っぽくて長めだったかな。一昔前のドラマなイメージでした。NetGalleyJP
Posted by
Amazonの紹介より 渋谷にある専門学校の声優科に入学した石森陽児は、上海からやってきたアニメ好き少女・陽心心と出会う。異国の地でひたむきに夢を追う彼女に惹かれながら、幼なじみの浩平、元高校球児の健太郎、子役あがりの遥、元キオスク女子の真琴といった年齢も出自も違う仲間たちととも...
Amazonの紹介より 渋谷にある専門学校の声優科に入学した石森陽児は、上海からやってきたアニメ好き少女・陽心心と出会う。異国の地でひたむきに夢を追う彼女に惹かれながら、幼なじみの浩平、元高校球児の健太郎、子役あがりの遥、元キオスク女子の真琴といった年齢も出自も違う仲間たちとともに特訓の日々を送る。ある日の夜、浩平に誘われ帰宅する心心のあとを興味本位でつけたところ、彼女を見張る不審なクルマに気づく。心心が抱える秘密とは? そして彼女は何者なのか――? 声優学校を舞台にした青春物語でしたが、かつて声優を目指していた自分としては、学校生活の描写に懐かしさが込み上げてきました。 ただ、経験した身としては、羨ましすぎる展開にありえない印象でした。お偉いさんに気に入られて、上海へ。そこで出会う有名なアニメ関係者。美味しすぎる話に寧ろ恐さもありました。 内容としては第一部と第二部に分かれています。第一部では声優学校の描写が、第二部では上海の描写が描かれています。 特に印象深かったのは、第一部。声優を志ししていた人には、親近感が湧くかと思います。外郎売や卒業作品など、本の帯を書いた声優の諏訪部さんも書いていますが、あの頃の気持ちを思い出しました。 役者を目指そうと思った気持ちや熱血さなど夢に向かって切磋琢磨する若者達が自分らしく生きている姿に青春を感じさせてくれました。 第二部では、第一部とは一転、少女の家族の騒動に巻き込まれる声優の卵達が描かれています。こちらはエンタメ性が強く、アクション劇として楽しめました。 第一部では青春を楽しめた一方、違った作風だったので、ちょっと戸惑いがありましたが、面白かったです。 ちょいちょいアニメや映画の話題が登場するので、それらを知っている自分としては大いに楽しめましたし、クスッとしてしまいました。特に幼馴染のトラゴンボールネタは最高でした。 石田さんってこういった作品も描くんだというのが正直な感想でした。頑張る若者を描きつつ、力を抜く感じでコミカルな部分も描いているので、意外な印象でした。
Posted by
ずっと楽しみにしていた石田さんの新刊。 テーマの選び方といい後半にかけての物語の疾走感といい、時間を忘れて読みふけってしまった。 個人的に一番好きなキャラは陽児。
Posted by
- 1
- 2