衰退産業の勝算 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者は井上善海という方で、経営コンサルタントを経て、現在は法政大学教授とのこと。 感想。 面白かった。手触り感のある内容。扱っている企業の話が、再生開始時の年商で2億円の会社ということもあって、シンプル。 備忘録。 ・この本で一番知りたかったことは、飲料用ストロー一本でやってきた会社が、どうやって工業用ストローの市場を開拓できたのか。しかも年商で2億円のスタートから。 答えは「ホームページで飲料用以外の用途例を掲示」。「SEO対策を徹底した」。 これの真似でうまく行くとは思わないが、反対に、「自社企画を考えることの難しさを痛感。自分たちが良いと思った案が、必ずしも市場のニーズとマッチするとは限らないと理解した」、という話は参考になった。 ・会社の経営理念として、「社員幸せ」を掲げてます。 ・対象の会社はシバセ工業。
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