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水上バス浅草行き の商品レビュー

4.2

41件のお客様レビュー

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2023/08/02

めちゃくちゃ素敵でもっともっと読みたくなった。 ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし 愛だった もしも私が神ならば今すぐここを春に変えたい 南極に宇宙に渋谷駅前にわたしはきみをひとりにしない 何度でもめぐる真夏のいちにちよまたカルピスの比率教えて ...

めちゃくちゃ素敵でもっともっと読みたくなった。 ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし 愛だった もしも私が神ならば今すぐここを春に変えたい 南極に宇宙に渋谷駅前にわたしはきみをひとりにしない 何度でもめぐる真夏のいちにちよまたカルピスの比率教えて 平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ ときめきは抱えておくと毒になる果実はみんな傷から腐る

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2023/07/27

必需品では無いけどあったらワクワクする。 そんな1冊に、きちんとなりました。 お気に入りのやつ↓ 「ほんとうにあたしだいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし」 「ときめきは抱えておくと毒になる果実はみんな傷から腐る」

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2023/07/15

こんな普通の場面を切り取るのかというものと、 こんな視点があるのかという鋭いのと いろいろでうまい 読んでいくとお気に入りが見つかるはず

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2023/07/04

本屋で一目惚れして購入しました。 読んでいて情景が浮かび、読んでいて楽しかったです。 あとがきも良く岡本さんが書く文章や言葉をもっと読みたくなりました。 時間をおいて再読したときに、どんなことを感じるのか今から楽しみです。

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2023/03/14

うまいとは思うのだけど、私の好みではなかった。 なんというかあまりに「わかって」しまう気がする(本当に分かるとは言わないけど)ところとか、明るすぎるように思えるところとか。 俵万智に雰囲気少し似てて、短歌に馴染みのない人にも広がりがあるのはすごいと思う。

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2023/02/14

誰の感覚にも当てはまるであろう、日常の瞬間を切り抜いた感じで好きなタイプの短歌集でした。 でも、描写に徹底せず、眺めている人、体験している人の微かな感情の動きも感じられるような、ちゃんと心の通った短歌でした。 短歌ってこんなに気軽に読めるんだな…と、読み手を和ませてくれる感覚が...

誰の感覚にも当てはまるであろう、日常の瞬間を切り抜いた感じで好きなタイプの短歌集でした。 でも、描写に徹底せず、眺めている人、体験している人の微かな感情の動きも感じられるような、ちゃんと心の通った短歌でした。 短歌ってこんなに気軽に読めるんだな…と、読み手を和ませてくれる感覚が心地よい。 大切な飼い犬がいたのかな…という想像をさせる犬の短歌がところどころ出てきて、ちょっとしんみりしてしまった。

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2023/02/06

昨年売れた歌集は木下龍也『オールアラウンドユー』、岡野大嗣『音楽』、そして、こちらの本著だったらしい(令和5年角川短歌年鑑より)。 2022年3月初版で2022年4月第3刷直筆サイン入りをゲット。色鉛筆で丸く優しい字、友人が多そうな印象。スピッツのファンというのがわかるような気が...

昨年売れた歌集は木下龍也『オールアラウンドユー』、岡野大嗣『音楽』、そして、こちらの本著だったらしい(令和5年角川短歌年鑑より)。 2022年3月初版で2022年4月第3刷直筆サイン入りをゲット。色鉛筆で丸く優しい字、友人が多そうな印象。スピッツのファンというのがわかるような気がする。 元広告業界勤務だったようで言葉を扱うのは上手。Twitterでずぼら歌が注目されてのちに歌集出版へと至ったとのこと。上坂あゆ美さんとのトークイベントで、上坂さんは一つの読みたい場面をじっくり推敲してつくりあげるらしいが、岡本さんはブレストでいろんな言葉を組み合わせていくうちに歌ができると話されていた。 小テーマが35もある。日常を切り取ったほっこりする歌ばかりで選びきれない。誰も傷つけない歌でちょっと元気がないときに癒される歌。鼻歌スキップしたくなる感じ。お腹がすいちゃうような食べ物歌も多い。 いつ何が別つのだろうエリンギは身を寄せ合って収まっている 冷蔵庫唸ってくれてありがとう明かりの前で引き裂くチーズ おやすみと唱えたあとのおやすみのことだま眠るまでそこにいて おばちゃんに取り囲まれて髪色をちやほやされる8時、脱衣所 落ち着いた声のあなたがうれしくて思わず話しかけた留守電 番組に夢中になると開く口に差し込んでみるかっぱえびせん 地下鉄はぼんやり光る住んでいた街にもうすぐ雨雲が着く ポニーテールをキャップの穴に通すときわたしも帽子もしっぽも嬉しい

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2023/01/18

お茶目な歌、訴えかけるような歌... 意味がわからないものもあったけど、「これいい!」と思う短歌を見つけられた。

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2023/01/17

初めて短歌集を買いましたが、日常の1シーンをサラッと切り取ったようでこんなカジュアルな短歌もあるのかと短歌の沼にハマりそうです、、、

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2023/01/21

私は短歌や俳句は古典が好きで、現代短歌・句はあまり好きではありません。なので今まで積極的にこういったものに触れてはきませんでした。 それがなぜ、この本を手にとったかと言えば、2022年のクリスマスプレゼントに貰ったからです。しかも、私がこういうのを好まないと知っているはずの人から...

私は短歌や俳句は古典が好きで、現代短歌・句はあまり好きではありません。なので今まで積極的にこういったものに触れてはきませんでした。 それがなぜ、この本を手にとったかと言えば、2022年のクリスマスプレゼントに貰ったからです。しかも、私がこういうのを好まないと知っているはずの人から。 正直言って、うへぇ、と思いました。変に洒落た感じの装丁も苦手です。 まあでも、せっかく貰ったからには読んでみようかと。自分からは絶対に買わないものなので、こういう機会でもないと読まないじゃないかと。通勤鞄に忍ばせて、今、行き帰りに少しずつ読んでいるところです。 何首かに一首、うん、分かる、っていうのがあります。 いわゆる「エモい」歌は、やっぱり好きじゃありません。 素直だな、と思うものもあれば、恰好付けてるなってものもあります。 何を思ってわざわざ歌にしたの?と思うものもありました。 へえ、こんなこと歌にするなんて面白い!と感心したものもありました。 そんな私が好きな一首。最初の方に掲載されているのですが、娘の小さい頃の様子を重ねて思わず笑ってしまったので。この歌が最初に来てなかったら、私は続きを読まなかったかもしれません。 ≪犬がいる!駆け寄ってみて少しずつ岩だったってことに気が付く≫

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