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ウェルビーイング の商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2023/01/15

ウェルビーイング 著:前野 隆司 、 前野 マドカ 身体的、精神的、社会的に良好な状態を、広い意味で健康という。つまり、狭い意味での心身の健康だけでなく、心の豊かな状態である幸福と、社会の良好な状態をつくる福祉を合わせた、心と体と社会のよい状態が「ウェルビーイング」である。 ...

ウェルビーイング 著:前野 隆司 、 前野 マドカ 身体的、精神的、社会的に良好な状態を、広い意味で健康という。つまり、狭い意味での心身の健康だけでなく、心の豊かな状態である幸福と、社会の良好な状態をつくる福祉を合わせた、心と体と社会のよい状態が「ウェルビーイング」である。 やる気、思いやりやチャレンジ精神、あるいは理念や夢に賛同する心など、やりがいやつながり、利他性などにも関係する状態をウェルビーイング、よい心の状態という。 本書の構成は以下の6章から成る。 ①ウェルビーイングとは何か ②社会とウェルビーイング ③ウェルビーイングの研究 ④経営とウェルビーイング ⑤地域・家庭とウェルビーイング ⑥幸福度の計測・向上事例 目に見えない何かや、形のない表現しずらい概念や想いがここにきて多くの分野でも取り上げられている。定型的なものであったり簡単に導き出されるものはITやロボットへという近い未来に対しての人類の人類だからこそできる気持ちが集約していうことが背景にあるのかもしれない。 パーパース・理念・利他・SDGs・サステナブル等ひとつの要素ではなく、色々な要素が織り交ざり織り交ざった結果としても形としてはなく、感じ取ったり、なんとなく理解したりで解釈することもその概念には多い。 それは間違いでも正解でもない。難しいからこそ、取り組める。取り組むべき私たちの課題なのかもしれない。 置かれた環境等にもより解釈や姿勢は異なるものの、黎明期を抜けてつつある今から関わることにより自らが考え疑問を持ちながら対応することでより身近に遠い概念を感じ取ることができる。

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2022/11/19

GDPの成長で国の発展を測る時代は終わりに近づき、これからは他者を蹴落とす競争の社会から、他者と協調し自分らしい幸せを探すウェルビーイングの社会へと変化していく。 国や社会のあり方を考える上で、価値観のアップデートの第一歩に。

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2022/10/27

SDGsにも出てくる概念ということもあり、読んでみた。 何故ウェルビーイングが大切なのか、研究者の話から実行している会社の紹介まで、どのようなものかを知るという意味で、興味深かったし、これからの時代に大切な考え方とあらためて感じた。 一方で、全体的に自己啓発的な空気が強いのが...

SDGsにも出てくる概念ということもあり、読んでみた。 何故ウェルビーイングが大切なのか、研究者の話から実行している会社の紹介まで、どのようなものかを知るという意味で、興味深かったし、これからの時代に大切な考え方とあらためて感じた。 一方で、全体的に自己啓発的な空気が強いのが読んでいて気になってしまった。この手の話だと、避けられないのだろうか…

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2022/09/05

しっかり耳読できず具体の内容が記憶にあまり残っていないが、ウェルビーイングに関して体系的に、かつ具体的な内容が網羅されている書籍だと感じる。 コーチングのクライアントさんが興味を持っている分野だと感じるので改めて別の機会にゆっくり読みたい。 ==== ジャンル:グローバル リ...

しっかり耳読できず具体の内容が記憶にあまり残っていないが、ウェルビーイングに関して体系的に、かつ具体的な内容が網羅されている書籍だと感じる。 コーチングのクライアントさんが興味を持っている分野だと感じるので改めて別の機会にゆっくり読みたい。 ==== ジャンル:グローバル リベラルアーツ 出版社:日本経済新聞出版社 定価:990円(税込) 出版日:2022年03月18日 ==== 前野隆司(まえの たかし) 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科教授、慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長、一般社団法人ウェルビーイングデザイン代表理事、ウェルビーイング学会会長 東京工業大学卒業、東京工業大学修士課程修了。キヤノン、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授などを経て現職。博士(工学)。幸福学、幸福経営学、イノベーションなどの研究に従事。『脳はなぜ「心」を作ったのか』『幸せな職場の経営学』『幸せのメカニズム』など著書多数。 前野マドカ(まえの まどか) EVOL代表取締役CEO。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科附属システムデザイン・マネジメント(SDM)研究所研究員。国際ポジティブ心理学協会会員 サンフランシスコ大学、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)などを経て現職。幸せを広めるワークショップ、コンサルティング、研修活動およびフレームワーク研究・事業展開を行っている。『月曜日が楽しくなる幸せスイッチ』『家族の幸福度を上げる7つのピース』『そのままの私で幸せになれる習慣』(いずれも共著)などの著書がある。 ==== flier要約 https://www.flierinc.com/summary/3115

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2022/06/30

ウェルビーイングという言葉は、まだ広く浸透しているわけではないが、経営、産業、社会のあり方といった観点で徐々に見られるようになってきている。その概念については、中々一筋縄では捉えがたいが、身体的、精神的、社会的に良好ですべて満たされた状態とされる広義の健康の定義の「満たされた状態...

ウェルビーイングという言葉は、まだ広く浸透しているわけではないが、経営、産業、社会のあり方といった観点で徐々に見られるようになってきている。その概念については、中々一筋縄では捉えがたいが、身体的、精神的、社会的に良好ですべて満たされた状態とされる広義の健康の定義の「満たされた状態」であり、家族、地域、職場を通じて幸福なことといったところだろうか。幸福度を高めるには、対人支援行動、課題遂行行動、自己決定行動、挑戦行動などが寄与するなど、様々な研究が行われているらしい。そして、幸福度の高い人は創造性も生産性も高いのだという。まだまだ捉えどころのない感じはするが、家庭でも仕事でも、ウェルビーイングが充実した状態を目指したい。

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2022/05/29

第1章 ウェルビーイングとは何か   1 なぜいまウェルビーイングなのか   2 現代社会が求めるウェルビーイング 第2章 社会とウェルビーイング   1 仕事の現場とウェルビーイング   2 政治とウェルビーイング 第3章 ウェルビーイングの研究   1 多彩な研究者   ...

第1章 ウェルビーイングとは何か   1 なぜいまウェルビーイングなのか   2 現代社会が求めるウェルビーイング 第2章 社会とウェルビーイング   1 仕事の現場とウェルビーイング   2 政治とウェルビーイング 第3章 ウェルビーイングの研究   1 多彩な研究者   2 幸福度を高める方法の研究 第4章 経営とウェルビーイング   1 ウェルビーイングを推進する企業人   2 企業経営の事例とウェルビーイング   3 成長する組織――調和と共生の社会モデル 第5章 地域・家庭とウェルビーイング   1 自治体の取り組み   2 夫婦の幸福度を上げる方法 第6章 幸福度の計測・向上事例   1 ウェルビーイングの測定   2 ウェルビーイングを向上させる活動の事例 おわりに――ウェルビーイングの未来 さらに学びたい方のためのブックガイド

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2022/05/12

幸せを研究している著者によりウェルビーイングをテーマにした案内書のような内容。 前半はウェルビーイング研究の過去からの今に至る経緯と現在のトレンド説明に終始。 第3章くらいから具体例も交え、現在進行中の事例展開もあり興味を持って読めた。個人の働き方、組織のあり方含め、人々がよ...

幸せを研究している著者によりウェルビーイングをテーマにした案内書のような内容。 前半はウェルビーイング研究の過去からの今に至る経緯と現在のトレンド説明に終始。 第3章くらいから具体例も交え、現在進行中の事例展開もあり興味を持って読めた。個人の働き方、組織のあり方含め、人々がより良く生きる為の方法はまだまだあるのだと感じたし、その為には自分から行動をしていくしかないのだと感じた。 「幸福学」というと少しスピリチュアルな雰囲気もあるが、心とはもともと科学的に解明されていない事も多く、そういうニュアンスになってしまうのは仕方ないが、可能な限り科学的見地からも検証され、世の中への浸透度が高まればいいなと思うし、その為に行動したいとも思った。

Posted byブクログ

2022/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全員がグレタ・トゥンベリであり、全員が職人。超賛成。ワクワクすること、幸せになれることを追求した先にある、ウェルビーイング社会の実現。実現させよう。

Posted byブクログ