ふらふら日記 の商品レビュー
さきほど感想書いた檀一雄氏のエッセイと、時代も「漂蕩」かげんも近い、「ふらふら」ぶりなのだが…なぜこちらには違和感を覚えてしまうのか? 奥さん家において愛人?連れてるからかな。そんなこといったら、檀先生こそ旅先はひとりだが元祖火宅。 その時代の空気を現代の価値観で断じたらあか...
さきほど感想書いた檀一雄氏のエッセイと、時代も「漂蕩」かげんも近い、「ふらふら」ぶりなのだが…なぜこちらには違和感を覚えてしまうのか? 奥さん家において愛人?連れてるからかな。そんなこといったら、檀先生こそ旅先はひとりだが元祖火宅。 その時代の空気を現代の価値観で断じたらあかんよとつねづね思っているのに、心が勝手にいやだなと感じてしまうのかな。 まあでも、自分のルーツを千駄ヶ谷に探す話とか、いろんな場所の自然の描写の見事さとか、読みがいはある本でした。
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自身のルーツである教会を探すも中々たどり着けなくて――。目の前に来た列車に飛び乗り、海外でもバスでふらふら。気ままな旅はつづく。〈解説〉末井 昭
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