可制御の殺人 の商品レビュー
最初良かったのになぁ… 「こういう感じのダークヒーローの話を期待していた」 ってなったのに、後半につれての失速感が残念だった。 伏線回収 というよりも グルーーっと回って着地した感じで、後半の蛇足感が残念だった。
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システム同定というワードを用いた新鮮な作品 途中で登場人物の年齢がごちゃごちゃになって混乱したけど、後半で理解。結構しっかり読んでいかないと、誰がターゲットなのかわからなくなる。久しぶりにページもどったよ。 映画にしたら面白そうな筋書きで、ピンとこない登場人物も俳優力でなんと...
システム同定というワードを用いた新鮮な作品 途中で登場人物の年齢がごちゃごちゃになって混乱したけど、後半で理解。結構しっかり読んでいかないと、誰がターゲットなのかわからなくなる。久しぶりにページもどったよ。 映画にしたら面白そうな筋書きで、ピンとこない登場人物も俳優力でなんとかなりそう。なかなか楽しく読めた。次回作があるのかどうかわからないけれど、あればよみたいな。
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The理系!といった作品。人の心をコントロールし、殺人を行わせることは可能かどうか。機械工学とか面白い分野を生かした仕掛けが面白かった。「鬼界」にまた会いたいな。
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話は全然違うけど、なんと無く「さよならドビュッシー」を思い出した。 裏に流れる感情の温度というか色みたいなのが似ているのだろうか。
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話がつながっているんだなとは最初の方からわかるので、すらすらっと読めましたし、そのつながり方が、良いなと感じました。思っていたよりも、軽く読めた作品でした。
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人間の行動も機械と同様にシステムとして同定できるとし、他人を意のままに操る謎の人物・鬼界が暗躍する事件の数々を描いた連作ミステリ。全体的に理系ネタ……なのだけれど、理系が苦手な私でも充分に読めました。物理トリック的な部分もあるけれど、心理的なトリックもあるかも。奇妙な読み心地も楽...
人間の行動も機械と同様にシステムとして同定できるとし、他人を意のままに操る謎の人物・鬼界が暗躍する事件の数々を描いた連作ミステリ。全体的に理系ネタ……なのだけれど、理系が苦手な私でも充分に読めました。物理トリック的な部分もあるけれど、心理的なトリックもあるかも。奇妙な読み心地も楽しめる作品です。 正直人間をそう思い通りに動かすことなどできない気もするのですが。どうなんだろうなあ。本当に鬼界のような人物がいたとすると少し、いやかなり怖いです。折につけて登場するにも関わらずまったく正体が掴めない鬼界のキャラクターはとにかく不気味で、終盤に明かされる事実にもまたぞくりとさせられました。 一方で、鬼界の支配から逃れようと闘う人たちの姿にはわくわくさせられました。というよりはらはらどきどき。だってなかなか勝てる気がしないんだもの! 終盤の展開には息を呑むばかりです。
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密室で死体が発見され状況から自殺と結論づけられたが真相は違った。人間もシステムであり思考を読み情報を入力すれば思い通りの出力を得られる、人を操ることが出来ると主張する「鬼界」が関わっていた。 Q大学工学部を舞台に謎の人物「鬼界」を巡る、6篇の連作短編集。Q大学工学部2年生で工作本...
密室で死体が発見され状況から自殺と結論づけられたが真相は違った。人間もシステムであり思考を読み情報を入力すれば思い通りの出力を得られる、人を操ることが出来ると主張する「鬼界」が関わっていた。 Q大学工学部を舞台に謎の人物「鬼界」を巡る、6篇の連作短編集。Q大学工学部2年生で工作本部に属する月浦一真を筆頭に「鬼界」を追い詰めていく。 密室殺人から「鬼界」への流れはその後の物語を期待させるもゴチャついた感があり「鬼界」の迫力を見い出せなかった。 理系機械・制御工学を駆使した操り系ミステリ。 ★★★✩✩ 3.0
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小説推理新人賞の最終候補に残ったという表題作を含む6遍の連作短編。 珍しい機械工学をテーマにした理系ミステリ。 表題作はその機械工学を使った密室トリックで面白く読ませてくれたけど、「鬼界」なる謎の男を巡る残りの5篇はごちゃごちゃしすぎて全く楽しめなかった。何より「鬼界」が全く魅力...
小説推理新人賞の最終候補に残ったという表題作を含む6遍の連作短編。 珍しい機械工学をテーマにした理系ミステリ。 表題作はその機械工学を使った密室トリックで面白く読ませてくれたけど、「鬼界」なる謎の男を巡る残りの5篇はごちゃごちゃしすぎて全く楽しめなかった。何より「鬼界」が全く魅力的じゃない。 ラストも続編を匂わせた終わり方なのかもしれないけど、もう読まないかな〜。
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最初の1ページ目から引き込まれました。 鬼界がダークで不気味で…。 帯に書いてあるとおり、私もまた鬼界に会いたくなりました。
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