おひとりさまの死後事務委任 第2版 の商品レビュー
周辺の注意点まで行き届いた書籍 死後の手続きついて、 個別具体的な注意点なども行き届いて 書かれてある良書。 死後事務委任契約は法律に直接に定められておらず、 判例も多いわけではない。 そのため実務の中で培われたノウハウが とても大事になる。 その意味で実践的に書かれてい...
周辺の注意点まで行き届いた書籍 死後の手続きついて、 個別具体的な注意点なども行き届いて 書かれてある良書。 死後事務委任契約は法律に直接に定められておらず、 判例も多いわけではない。 そのため実務の中で培われたノウハウが とても大事になる。 その意味で実践的に書かれていて とても勉強になりました。 勉強になった箇所 ・病院や施設などでは身元保証人が求められる。いないと入れないこともある ・後見人が選任されるまで2ヶ月から4ヶ月程度 ・成年後見では財産の運用などオフェンス 面はできないことも ・信託銀行の遺言信託、遺留分を侵害するような場合には 受任してくれないこと、株 その他の財産は執行をしてくれないこと、の可能性もある ・リバースモーゲージでは相続人の同意を求められる ・リースバックをしてもずっと住み続けられるとは限らない。定期借家契約になることが多いため期間満了時に追い出される可能性もある ・死亡届の届出の問題に備えるという意味では任意後見契約を結んでおくのも有効 ・死後事務委任契約の受任者としては香典を辞退するのが原則と考える ・お布施については生前に、委任者と住職との打ち合わせで金額をはっきり決めておくのが望ましい ・勤務先での退職手続きも死後事務委任契約でできる ・亡くなった依頼者が賃貸に住んでいた場合、死亡後 すぐに申し込みをしたとしても 1ヶ月分の家賃の支払いは必ず発生する ・相続人になる親族に対しては後日死亡の事実や 葬儀したことなどについては必ず報告をしなければいけない ・売買を検討している場合は自動車は車検証のコピーを必ず用意してみる
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