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ニッキーとヴィエラ の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/03/25

ホロコーストのことを書いた海外の作品の多いこと。日本で暮らしているとあまりなじみがないけれど、他人事ですませてはいけない歴史。とても勉強になりました。

Posted byブクログ

2023/08/03

夏読22冊目。 チェコスロバキアに住むユダヤ人の少女ヴィエラは、どうやってホロコーストから生き延びたのか。 それは、イギリス人の銀行員、ニッキーの静かな尽力によるものだった。

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2023/06/05

「1938年、第二次大戦開戦前夜のチェコスロバキアでは、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の危機がせまっていました。そんななか、子どもたちをイギリスに脱出させようと力を尽くしたニコラス・ウィントンと、彼に救われた669人の子どもたちの一人、ヴィエラ・ギッシングを描いた絵本です。株の...

「1938年、第二次大戦開戦前夜のチェコスロバキアでは、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の危機がせまっていました。そんななか、子どもたちをイギリスに脱出させようと力を尽くしたニコラス・ウィントンと、彼に救われた669人の子どもたちの一人、ヴィエラ・ギッシングを描いた絵本です。株の仲買人をしていたニッキーがなぜ、多くの子どもたちを救ったのか、そしてなぜその功績を長い間誰にも語らなかったのか。ピーター・シスが10年の月日をかけて完成させた、心に深くささる作品です。」

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2022/12/23

ナチスによるユダヤ人迫害は、ドイツ国内、そしてポーランドあたりかと思っていましたが、チェコスロバキアにも及んでいたことを初めて知りました。 ズデーテン地方という名前は、世界史で勉強した記憶がありますが。 というわけで、この時代のヨーロッパの地図と合わせて読みたい。 解説をよく読...

ナチスによるユダヤ人迫害は、ドイツ国内、そしてポーランドあたりかと思っていましたが、チェコスロバキアにも及んでいたことを初めて知りました。 ズデーテン地方という名前は、世界史で勉強した記憶がありますが。 というわけで、この時代のヨーロッパの地図と合わせて読みたい。 解説をよく読んで、子どもに読ませる場合は、背景知識も説明したほうがいいと思います。

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2022/08/15

毎年8月になると第二次世界大戦の事についての本を読みたくなります。自分は大勢に流され安いので確固とした自分の考えを推し進める人に尊敬と憧れを覚えます。特にヒットラーのホロコーストに抵抗した人々に.........この本はイギリスに住むドイツのユダヤ系のルーツを持つ人がチェコのユダ...

毎年8月になると第二次世界大戦の事についての本を読みたくなります。自分は大勢に流され安いので確固とした自分の考えを推し進める人に尊敬と憧れを覚えます。特にヒットラーのホロコーストに抵抗した人々に.........この本はイギリスに住むドイツのユダヤ系のルーツを持つ人がチェコのユダヤ人の子供たちをイギリスへ迎えることに奔走して多くの子供達を救い出しました。しかしそれを誰にも話さずたまたま彼の妻がスクラップブックの中に綴ってあるのを見つけて子供たちの消息を調べてもらい50年後に助けられた子供たちも自分の命を救ってくれた人に会うことができたと言う感動的な話です。 穏やかな絵と文で読み終えて何か心温まる思いがしました。

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2022/07/13

第二次世界大戦中、 静かな英雄イギリス人ニッキーと、 助けられた669人のユダヤ人子ども達の1人ヴィエラの物語。 戦争は絶対ダメ!

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2022/06/25

第二次世界大戦の直前、イギリス政府の17歳までの難民受入れに呼応し、ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所に送られようとしていたチェコスロヴァキアのユダヤ人の子たち669人を英国本土に避難させる偉業を成し遂げ、戦後も長きに亘り沈黙を続けていたニコラス・ウィントン(Sir Nich...

第二次世界大戦の直前、イギリス政府の17歳までの難民受入れに呼応し、ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所に送られようとしていたチェコスロヴァキアのユダヤ人の子たち669人を英国本土に避難させる偉業を成し遂げ、戦後も長きに亘り沈黙を続けていたニコラス・ウィントン(Sir Nicholas Winton 1909-2015)の<英国のシンドラ->と呼ばれた、愛と勇気の真実の物語。 「ウィントンの子どもたち」のひとりヴィエラの日記や著書、インタビュ-記事に着想を得て出版された感涙の絵本。

Posted byブクログ

2022/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イギリスの銀行員ニッキーは戦争の気配が忍びよるなか、友人にプラハへと呼ばれました。 ナチスから子どもたちだけでも助けるために。 ヴィエラはユダヤ人の少女でした。 両親や祖父母と一緒に幸せに暮らしていました。 戦火が押し寄せてくるなか、両親はヴィエラを逃がそうとあるイギリス人に連絡を取りました。 〇静かな英雄のおかげで、669人の子どもたちがイギリスに渡りました。 国は動かない。“人”が動くのだと感じました。 〇ピーター・シスの絵を隅々まて読み取りたい

Posted byブクログ