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柄谷行人対話篇(Ⅱ) の商品レビュー

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2023/01/26

12 教える・習う 非対称 言語ゲームの基礎? 26 精神分析は医者と患者のコミュニケーションとしてしかありえない 45 文学は教えられないことを教える 48 自己差異化 62 現代の文学は言葉のガン的な拡大、自己免疫疾患 74 82 外科 83 キュアーよりケェアー 99 ...

12 教える・習う 非対称 言語ゲームの基礎? 26 精神分析は医者と患者のコミュニケーションとしてしかありえない 45 文学は教えられないことを教える 48 自己差異化 62 現代の文学は言葉のガン的な拡大、自己免疫疾患 74 82 外科 83 キュアーよりケェアー 99 景気循環→進化論 マルサスより19世紀のイギリス 114☆ 記号論 119 中上健次 フランス文学・日本文学は元植民地に依存している →搾取 131 共同体と共同体の間が社会 173 戦中の紙の配給、本の配給、インフレ 181 柳田は政治化した私を問題 折口は世界宗教化しようとする 185 フランス現代思想は政治的状況に対応して書いている 200 カタログ的 江戸から? 208 注釈学・文献学的であることは現象学的であることと切り離せない 238 239 人欲=礼 250 小林秀雄の党派性 263 時代を語れない 279 内なる辺境 安部公房 292 批評に現代性なんて必要ない

Posted byブクログ

2022/07/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

極めてハイレベルな対話で、知識の山脈に遭難寸前だったが、知的好奇心は間違いなく刺激される。読む側の興味関心によって目に留まる箇所は異なると思うが、私の場合は“教えることは意図的に出来ない”“文学は何も伝えるものなどない”あたりであった。日々の積み重ねで習得した感覚を言葉で教えることは難しいし、文学から伝わるものはあれど、伝えること前提で書かれたものを文学に分類しかねる感じはなんとなく納得。

Posted byブクログ