歌々の棲家 named Mr.Children の商品レビュー
2023年8月25日読了。デビュー当初からMr.Childrenを追い続ける著者が、各時代・各雑誌(Pati-Patiとか懐かしい)での彼らの記事・出来事を振り返る。「ちょっといい歌を演奏する4人組の少年たち」が、まあ今もなお現役で活躍するモンスターバンドになるとはそりゃあ誰も思...
2023年8月25日読了。デビュー当初からMr.Childrenを追い続ける著者が、各時代・各雑誌(Pati-Patiとか懐かしい)での彼らの記事・出来事を振り返る。「ちょっといい歌を演奏する4人組の少年たち」が、まあ今もなお現役で活躍するモンスターバンドになるとはそりゃあ誰も思わないよなあ…現在から過去を振り返ることはできても、過去から未来を透視することはできないものだ。ドームとかでない小さな場所でささやかなラブソングを聞きたい、とはどのようなビッグバンドに対しても大衆(とバンド自身)が抱く欲望なのだろうが…ミスチルも他のバンドとのコラボやBank bandとしての活動、海外レコーディングなどで刺激を取り入れ続けないとやっていけないものなのだろうな。これほどミスチルの間近で取材し続けた著者の文章でも、田原・中川の人となり、実像が全く伝わってこないのが面白い。書こうと思えばいっぱい書けるけどカットしてしまった、ということなのかな?
Posted by
音楽情報誌の編集委員を長年務めてきた作者が大のミスターチルドレン(略してミスチル)のファンで、ミスチルへの インタビューなどを通して、ミスチルの歌にハマっていく様子が書かれています。
Posted by
Mr.Childrenの30年の歩みと取材記録をまとめた1冊。長年取材し続けているライターの森田さんだけあって、すごく愛に溢れています。 私もミスチルのファン歴は長いですが、メンバーも変わらずに応援することができるのは幸せですね。 この一冊はとても感慨深いです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミスチル大好きです。 文字も少なくて1日で読めた。 ミスチルのすばらしさがつらつらと。 やっぱりミスチル最高。 メンバーのありのままとか書いてあってよかった。
Posted by
ミスチルを30年、追いかけ続けたライターさんのふりかえりの1冊。メンバーのいろいろな面も見られて面白かった。
Posted by
ミスチルのことが好きなことは伝わってくる。 そうそうと思うこともある。 ただ、30周年の年に出版する本であるならば、まんべんなくミスチルを追いかけて語ってほしかった。
Posted by
Mr.Childrenを音源ではなく人間として眺めることができる1冊。 目にしていたのは、ドームのライブや音源の、作り込んだミスチルだったということにも気づいた。生の人間、現実を垣間見てがっくり来たわけではない。14年ファンをやっている私でも思っていたよりもミスチルは素敵だったと...
Mr.Childrenを音源ではなく人間として眺めることができる1冊。 目にしていたのは、ドームのライブや音源の、作り込んだミスチルだったということにも気づいた。生の人間、現実を垣間見てがっくり来たわけではない。14年ファンをやっている私でも思っていたよりもミスチルは素敵だったと感じる。 私はファンだが、雑誌のインタビューや会報をまじまじと読むタイプではない。音源を聴いて歌詞を味わって、ライブに毎度足を運ぶタイプ。(グッズは買わない)。でもそれはファンとしてどうなのかと思っていた。ファンならインタビューも読むべきではないか?人間としてのミスチルも知るべきではないのかと薄々思って10年くらい経った。 でも知らなかったら知らなかったで良かったかも知れない。音楽に人間の全てが表れているからだ。受け取りの深掘り次第で知ることができる。なので別にインタビューは要らなかった。 何が言いたいのかと言うと、インタビューは音楽を楽しむ分には要らないけど、好きなバンドがもっと素敵であることを知るためには必要なのかも知れないということ。 読んでよかった。またいつか2周目を読みたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一番面白かったのは桜井さんが「あなたにとって歌とは?」と聞かれて 「うーん、、影かな」と答えた後に 「あ、やっぱりチンチン。歌はチンチン」と答えたくだり NHK FMの今日はミスチル三昧で話を聞いて、 秘話をたくさん知りたいと思ったけど、 思ったより森田さん自身の回想録とか随筆てきな部分が多くて冗長だった でも貴重な話もたくさんあったから、 飛ばし読みして読むとよさそう
Posted by
著者も書いているが、インタビューってミュージシャンと彼らの音楽にとって余計なことかも知れない。本人がそうは書きつつも、でもこのエッセイと過去のインタビューの記録は、読んでいてとても楽しく、心に響き、考えさせられる本だと思う。天才ミュージシャンの頭の中を言語化していく役割も、全然余...
著者も書いているが、インタビューってミュージシャンと彼らの音楽にとって余計なことかも知れない。本人がそうは書きつつも、でもこのエッセイと過去のインタビューの記録は、読んでいてとても楽しく、心に響き、考えさせられる本だと思う。天才ミュージシャンの頭の中を言語化していく役割も、全然余計なことでは無くて、それによって改めて作品の良さが心に沁みてくる部分もあった。文章でバンドや歌を輝かせる仕事も一つの知的な作業だと思った。そして、何よりも全編に流れるMr.Children への溢れんばかりの愛情。これは女性にしか書けないエッセイだね。
Posted by
でっかくなったり小さくなったり、前向きになったり後ろ向きにダークになったり。 でもどれもひっくるめてミスチル、 というか人間ってそーゆーもん。 それを唄ってるミスチルも、 それもありのままに書き綴る森田さんの文体も良かった。 心に一生残る本じゃないけど、あ、ミスチルって俺にとって...
でっかくなったり小さくなったり、前向きになったり後ろ向きにダークになったり。 でもどれもひっくるめてミスチル、 というか人間ってそーゆーもん。 それを唄ってるミスチルも、 それもありのままに書き綴る森田さんの文体も良かった。 心に一生残る本じゃないけど、あ、ミスチルって俺にとってもこんな感じ、と思える、等身大の本。 なんだこの感想。 またミスチル、1から聞こうと思えたことがこの本の価値。
Posted by
- 1
- 2