編集者とタブレット の商品レビュー
「編集者とタブレット」tsogen.co.jp/sp/isbn/978448… くー読んだ本がとても良かったときの喜びたるや。出版業界に押し寄せるデジタルの波vs紙の本。10年前の作品なんだよね。老兵の人生の哀愁もありつつ全体的に品が漂い、重くし過ぎずユーモアや皮肉のバランスも良...
「編集者とタブレット」tsogen.co.jp/sp/isbn/978448… くー読んだ本がとても良かったときの喜びたるや。出版業界に押し寄せるデジタルの波vs紙の本。10年前の作品なんだよね。老兵の人生の哀愁もありつつ全体的に品が漂い、重くし過ぎずユーモアや皮肉のバランスも良くて素敵。考えたらフランス物は久々だな
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絶対タブレット紛失すると思ったら最後まで失くさなくて偉かった。 「鬱事情を自認する連中」の解析度と文章力が本当に素晴らしい。
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『廃れる伝統的出版界 デジタルとの融合の果てに…』 デジタル出版時代を先取りした2012年の作品。ベテラン編集者の元に、原稿などの入ったタブレットが手渡されるところから物語が始まる。単に紙 vs デジタルの対決と考えず、デジタルの時代に合った編集を見出そうと若者と交流する主人公の柔軟さに先見の明を感じる。
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主人公はフランスの編集者。紙の本をこよなく愛するが、このごろは電子ブックに押され気味。原稿もデータで渡され、タブレットで読むように言われる。打ち合わせは、ビストロではなくスシ・バーで、飲み物はワインではなくビールとコーラだったりする。世の中の変化に苛立ちながらも、タブレットと悪戦...
主人公はフランスの編集者。紙の本をこよなく愛するが、このごろは電子ブックに押され気味。原稿もデータで渡され、タブレットで読むように言われる。打ち合わせは、ビストロではなくスシ・バーで、飲み物はワインではなくビールとコーラだったりする。世の中の変化に苛立ちながらも、タブレットと悪戦苦闘する。 私のような紙の本大好き人間には、共感の嵐だった。フランスらしいエスプリの効いたストーリだった。
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