老いを愛づる の商品レビュー
「老いを愛づる」中村桂子著 生命誌という人間は生き物のひとつという考え方から、地球温暖化、二酸化炭素削減、などを論じ、優しい言葉で寅さんや北の国からの板野五郎をひきあいに、今の社会に警鐘をならしてます。
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老いを、愛づる。 そう私も自然に任せて、今を楽しむ生活を望んでいるのに。 夫が前立腺癌の手術をして、何が原因?と聞いたら、加齢です と。 手術が終わり、しばらくしたら歩けないほどの痛みが、 鼠径ヘルニアですと、原因は加齢ですと。 手術はしたけど数字が悪いから ホルモン注射と...
老いを、愛づる。 そう私も自然に任せて、今を楽しむ生活を望んでいるのに。 夫が前立腺癌の手術をして、何が原因?と聞いたら、加齢です と。 手術が終わり、しばらくしたら歩けないほどの痛みが、 鼠径ヘルニアですと、原因は加齢ですと。 手術はしたけど数字が悪いから ホルモン注射と放射線治療になりますと。 ウーン。敵は加齢か。 老いが敵か? どう戦うか? いやいや、どう生き抜くかが問題。 メメント・モリ。 と、千々に乱れる思いを手懐けながら読了。
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中村桂子さん、昭和11年1月1日生まれ(これは、すごい)「老いを愛づる」、2022.3発行。生命誌の研究をされ、人間を生きものとして見る方だと。期待しました。でも、内容はもっともではありますが、ありきたりと言いますか面白くなかったです。失礼しました。大谷翔平君、藤井聡太君という呼称も大先輩とはいえ、気に入りませんw。私のこの本の要約は、老いとは関係なく次の内容です。自然界にゴミはない。自然界は循環でできている。人間は生きものであり、自然の一部。
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#老いを愛づる #中村桂子 #中央公論新社 #読了 年々体力の低下を感じるようになったので、「歳を重ねるのも悪くないな」という気持ちになりたくて読んだ。「孫の世代が幸せに暮らせる社会を」年を重ねないとこういう気持ちにはなれない。おごりたかぶらず、足るを知るという生活をしたい。
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「老い方」の指南書。やさしい文体は、著者の人柄がうかがえる。でも、著者の考えや生き方に共感はするが、世代間ギャップを感じて少々消化不良。 またまだ、著者のような境地には遠いからなのかも。
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P78 子どもたちに対する責任 藤井聡太棋士、大谷翔平選手 年取っても、一流の人は若い人に注目している 藤井くんは将棋で勝っても相手に対する敬意を忘れない p114 コロナなどでウイルス撲滅とか自然の征服とかいいがちだけど、自然は私たちを含むものであり、戦う相手ではな...
P78 子どもたちに対する責任 藤井聡太棋士、大谷翔平選手 年取っても、一流の人は若い人に注目している 藤井くんは将棋で勝っても相手に対する敬意を忘れない p114 コロナなどでウイルス撲滅とか自然の征服とかいいがちだけど、自然は私たちを含むものであり、戦う相手ではない →共存、
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国語の教科書で中村桂子さんの文章を読んだときの感動が忘れられません。 中村さんと同じ年の父が入院して気落ちしている母に贈ろうと、まず自分で読みました。 母のためでしたが、今、人生何度目かの選択に悩んでいる私にとっても、中村さん自身40歳で悩み始め、53歳で気づき、生命誌研究館...
国語の教科書で中村桂子さんの文章を読んだときの感動が忘れられません。 中村さんと同じ年の父が入院して気落ちしている母に贈ろうと、まず自分で読みました。 母のためでしたが、今、人生何度目かの選択に悩んでいる私にとっても、中村さん自身40歳で悩み始め、53歳で気づき、生命誌研究館ができたのは57歳のとき、と知って、励みになりました。 いつも父のことを思い、家族中心で過ごしてきた母。本を読んでいるところを見たことはほぼありませんが、これを読んで少しは前向きな気持ちになってもらいたいと思います。
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期待したほどの読みごたえではなかったが、新書なのでわかりやすく書いたのだろう。 老いるとは、衰えではない。これからの世代に生きやすさや幸福、学びの意義を伝えていくことが年寄りの務め。 老人論ではなく基本は生命倫理観であり、戦争反対、公害、エコロジー、内容は多岐にわたる。暇潰しに読むには適切な量。
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老いを悲しむことなく、毎日大切に生きて、生きていることに感謝しながら、いろいろと勉強していき新たな発見を得る。素晴らしい生き方。ぜひ真似をさせていただきたいです。 ---- ・50歳代、60歳代、70歳代・・・とそれぞれの年齢の自分は一度しか味わえないのですから、その時を楽しむ方が人生を充分味わったことになるのではないかしら。そんな風に考えています。 ・バカボンのパパのこのセリフは、「ありのままを受け入れる」というお釈迦様の悟りの境地に重なると開設されていました。~中略~私は「今を大切に」生きていこうとしています。 ・「人間は何のために生きてんのかな・・」(満男) ~中略~「ああ生まれてきてよかったなって思えることが何べんかあるんじゃない、ね。そのために人間生きてんのじゃねぇのか。おまえにもそういう時が来るよ、うん、まあ、がんばれ」(寅さん) ・いままで土埃の中で体を洗ったこともないという人々が暮らすところに水が出るようになった時、真っ先に来たのが牛と馬と子供だったそうです。素直な気持ちで動く牛と馬と子供が大喜び。(中村哲、『わたしは「ゼロ弾きのゴーシュ」など』
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白髪を染めていたけれど、染めるのをやめようと思った。 女性なら悩むのも当然だ。 染めれば伸びてくる白髪が気になり、マスカラタイプで凌いだり、帽子を被ったり、髪型を変えたり 色々試しても老けて見える自分のこと姿に納得が行かない。 著者はそんな自分に潔く染めない選択をさせたのに、美...
白髪を染めていたけれど、染めるのをやめようと思った。 女性なら悩むのも当然だ。 染めれば伸びてくる白髪が気になり、マスカラタイプで凌いだり、帽子を被ったり、髪型を変えたり 色々試しても老けて見える自分のこと姿に納得が行かない。 著者はそんな自分に潔く染めない選択をさせたのに、美容師が許してくれないとある。 これは白髪染に限らず、日本人の悪い癖◯◯らしくとの考えを押し付ける癖の代表だ。 子供だからとか若者だから、色々決めつけてしまう。 一節を取り上げて感想を記したけれど、老いていくからこそ言える未来への想いや 老いていく自分との折り合いの付け方 著者の穏やかな語り口調が優しく説いてくれた。
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