灯をともす言葉 の商品レビュー
大学近くの古本屋さんで見つけて、普段なら買わないタイプの本だけど買ってみた。共感できる章も、(読んでいる時代が違うから当然なんだけど)うーんそれはどうかなぁってなる章もあって、でも花森さんが一つひとつの言葉を大切に生きてきたこととか自分の生きる世界を必死に見続けてきたことが伝わっ...
大学近くの古本屋さんで見つけて、普段なら買わないタイプの本だけど買ってみた。共感できる章も、(読んでいる時代が違うから当然なんだけど)うーんそれはどうかなぁってなる章もあって、でも花森さんが一つひとつの言葉を大切に生きてきたこととか自分の生きる世界を必死に見続けてきたことが伝わってくる本だった。私は日本文学を学ぶ身だからかもしれないけど、こういう本を読むとやっぱり言葉の力はあるって信じていきたいと思う。
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著者の花森安治さんの言葉は、言葉遣いは易しくても、読者の心に訴える力が強いと、改めて思った。 本書に書かれている言葉は、全て昭和の時代に発表されたものばかりだか、現代にも通じることがあり、著者の視点の鋭さに驚いた。 図書館で偶然出会った本だったが、再読したい本となった。
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勝かどうかはわからん。しかしわれわれは、信じるほか道はなんだ。 どのように書くか、というよりも、なにを書くかだ。書かなくはならないことが、何なのか。確報にそれがわかっていなかったら、読む人にはっ伝わっらない。小手先の言葉を持って遊んでも、読む人の心には何も届かない。
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「暮しの手帖」の創刊者、花森安治氏の言葉の数々。美について、国について、暮らしについて、政治、装い、戦争・・・。戦後間も無く描かれた文章のようですが、今にも通ずるものがあり、今だからこそ読むべきものなのかもしれない。何度も読み返したくなる一冊です。
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書店で何気なく手に取り、パラパラと断片的に読んだだけで引き込まれ購入。一気に読み進め読了。その通りだなと思うことばかり。初めて著者のことを知り、違う本も読んで見ようと思う。
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