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内田祥哉は語る の商品レビュー

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2023/10/22

内田祥哉さんの本はけっこうかなり専門的なときもあり、置いてけぼりになることもあった。この本は、中を見ると字が小さくて、最初は読む気をなくしたけど、読んでみるとすらすら読める。内田祥哉さんがいままでどう生きてきたかが分かって面白い。 わたしは内田祥哉さんの世代が0→1でつくってき...

内田祥哉さんの本はけっこうかなり専門的なときもあり、置いてけぼりになることもあった。この本は、中を見ると字が小さくて、最初は読む気をなくしたけど、読んでみるとすらすら読める。内田祥哉さんがいままでどう生きてきたかが分かって面白い。 わたしは内田祥哉さんの世代が0→1でつくってきたもので溢れる時代に生まれたので、1→2とかもっと出来上がっているものをよりよくするのが仕事であると思う。時代が違うと仕事のやり方や世の中で流行っている建築が違って面白い。 いまはRCやSが普通だけど、ひと昔前は木造一択だったのか。やばいね。 初期の自邸の案、コルビジエ。 学生時代いろいろな講演を観たが、そのなかで内田祥哉さんの89、90歳くらいでパワポを使いこなしていた講演が一番印象的だった。あのときもユーモアを交えていて面白かったが、この本にもブラックユーモアが(笑)。 何回か読まないと仕事の本質的なことまでは分からない。何年かかるのか、一生分かりきらないかも。

Posted byブクログ