はっぴーなっつ の商品レビュー

荒井良二(著者)

2024/09/24

四季をまるごと体験できる絵本。それぞれの季節に対して感じるもの、見つけるものが一つひとつ輝いていてとても素敵。荒井良二さんの見えている世界は無垢な子どもみたいに美しくて、でも時々大人な目線も混じり合う。ついつい没入してしまう荒井良二ワールド。

2023/11/19

春夏秋冬それぞれの、五感で感じる空気感と気分にドキドキする。どの季節が来るのも待ち遠しいし、懐かしい。すごくいい！今の季節的に、「わたしに　秋が……ふりつもる……！」というページに心を奪われた。
古びたようなまんが形式のページと、鮮やかな絵のページで構成されている。大人の絵と子供の絵を行ったり来たり。日差しのまぶしさ。よくこんなに子供のまんま描けるなぁ、と感心。それでいて字は若い女性のように見えたり。不思議！

2023/05/05

荒井良二パワー炸裂！
お気に入りの「えほんや」さんのおススメ

四季の本
春夏秋冬　それぞれの音.匂い.色

構成がユニーク
左が漫画、右が絵
そして見開きは色彩あふれる絵！
画面からあふれそうです

こうして季節のはじまりを楽しみたい
のんびりのんびり忙しく

≪　耳すまし　季節の音を　聞く旅へ　≫

2022/05/06

季節の移り変わりを感じられる絵本でした。
部分的に、コマ割りのコミック風な作りになっていて、新しい挑戦なのかしらと思いました。
春夏秋冬、みんな好きだけれど、
「冬の音」のシーンが一番好きです。

きこえる きこえる ゆきのおと……
しずかで なにもきこえない
冬のおと……

そう、
雪の音って
聞こえないけれど、
聞こえるのですよね。

2022/04/17

詩を朗読しているよう。
漫画のようなコマ割りをしていて、アレ、読みにくいなぁと思ったのは最初の方だけ。
移っていく四季の景色がうつくしい♪

2022/04/15

娘が小さい頃から一緒にいてくださった現代の作家といえば、酒井駒子さん、荒井良二さん、島田ゆかさん。この方たちの新刊と聞けば読まずにはいられないんですよね。

なんでマンガなんだろうと不思議に思ったら、
スヌーピーの「ピーナッツ」へのオマージュとの事。

あのちょっと大人っぽいマンガを読んでいた荒井少年…真似して絵を描いたりしてらしたのかな。私も子どもの頃、家にあった数冊のスヌーピーを繰り返し読んだし、スヌーピーのぬいぐるみを大切にしていました。
懐かしいな。

お外から、つまりは自然からのお手紙を受けて、
飛び回っていた子どもの頃は、それが普通だったな。葉っぱに書かれたお知らせや、冬のお部屋のストーブややかんの音。。
懐かしくてきゅんとしちゃったな。

2022/04/24

ラジオ深夜便　明日への手紙
聞こえる音を頼りに想像の旅をする
夜明け前の静かな時間

しんどい時は子どもの頃に歌った歌を思い出す
今は目に見えなくても手を振ってる花がきっとある

シュルツさんに捧げる新井さんの本
コミックにしちゃうと
情緒減る様な気もするけど言葉が美しい
春の部分の朗読を聞いて思った
はっぴーになれそうな絵本なのかな？

2022／4／8
さらっと眺めちゃうのはもったいない
声に出して読まなきゃ
背景に溶け込んでしまいたい

この頃の気候変動はしんどいけど
本来季節は美しいものだった事を思い直す