ギソク陸上部 の商品レビュー

舟崎泉美(著者),山下白(原作)

2022/05/12

脚を失い、好きだった走る事を一度は諦める。
そんな絶望的な状況から希望を持って行動する。
誰かの歌詞にもあったけど、動かせるあしがあるなら、向かいたい場所があるならこの足で歩いて行こう、
そう思わせてくれる本でした。主人公のように力強く生きていく事は簡単じゃないけど、辛いとき頑張ってる人が身近にいれば自分も頑張れそうな気持ちになれました。

2022/05/08

発売まで何度も何度も延期され、やっと手にした本。字が大きめ、行間が広くて読みやすい。
部活系空色ノベルズなので、青春ものでもありますが、主人公の苦しみがサラリとしていて重さが感じられなかった。走る事が好きだから気持ちが先に進みやすかったのでしょうか。
いろんな理由で義足になる人がいて、自分を受け入れられるかの期間もそれぞれでしょう。
では、もともと陸上部ではなかったらどうだろうか。こんなにすぐに前を向けたでしょうか。