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今昔ばけもの奇譚 五代目晴明と五代目頼光、宇治にて怪事変事に挑むこと の商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2022/06/22

途中まで読んだのですが、ラノベというほど軽くなく、とはいえ時代小説というのかなぁという感じというか。

Posted byブクログ

2022/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

源頼光と安倍晴明の血縁の苦悩を見た(笑) 実際のところ、安倍晴明が注目されるのは今昔物語からだし、頼光の家系の鬼退治もねぇ~。 武士も陰陽師もそんなに身分は高いわけでもないしというのが、よくわかる一冊でしたね。それをうまく調理して、話を持っていくのがうまいのはいつも通りで楽しかったです。 シリーズ化してほしいなぁ。

Posted byブクログ

2022/04/03

晴明から数えて5代目の泰親と同じく頼光から5代目の頼政のバディミステリー。さながら泰親がホームズ、頼政がワトソンという感じ。アイリーン的なな立ち位置の玉藻という女もいます。 泰親は陰陽師ですが、術や怪などはまやかしとして、謎の解決はあくまでも現実的なのがいいですね。この作品がシリ...

晴明から数えて5代目の泰親と同じく頼光から5代目の頼政のバディミステリー。さながら泰親がホームズ、頼政がワトソンという感じ。アイリーン的なな立ち位置の玉藻という女もいます。 泰親は陰陽師ですが、術や怪などはまやかしとして、謎の解決はあくまでも現実的なのがいいですね。この作品がシリーズ化するのかはわかりませんが、続くようであればモリアーティ的な敵が出ると面白いですね。

Posted byブクログ

2022/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

晴明、頼光の五代目と書かれると「?」となるが、その正体を知って「ああ、あの!」となるという。 九尾の狐退治に鵺退治で有名なお二方でしたか。 有名な逸話の裏側には、こういう現実的な展開もあったのかもしれないなと、その解釈が興味深かった。 ただ全てが全て現実的なオチで終わるのかと思いきや、本物の怪異も出てくる二段仕掛け。 なかなか油断ならないお話だった。 特に竜宮のお話のラストは印象的だった。 本当に竜宮に行ってしまったのか、それとも抜け道があったのか。 その解釈は読者側も好きに想像できる終わり方だと思ったので。 意外だったのは、頼政、泰親、玉藻の和気藹々トリオをいつまでもは楽しめなかった点。 仕方がないとはいえ、一人、また一人と離脱していくのは、三人の掛け合いが楽しかっただけに寂しく思えた。 でも悲観的なラストではなく、前向きなラストだったのがよかった。 何より頼政がいい人なんだよなあ。 非常にお人好しで、和歌や物語が好き、自信なさげなのに、いざというときには体を張れるほどには強い。 素敵な武士さまでした。 お友達に欲しい。

Posted byブクログ