心を育てる語り の商品レビュー
渡辺先生の語りが、エピソードを通して子どもの心にストンと落ちていくのだろうな、と容易に想像できた。ことあるごとに学級や生徒指導場面で使ってみたい。
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花は咲くさんが自身のクラスで行なっている語り集です。「勇気ある一歩を踏み出す語り」の章が最も心に響きました。語る種の収集をしていきたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
心を育てる語り。語りは価値の種まきだという視点がとても分かりやすい。学級経営において、より良い姿を子どもにイメージを持たせることは大切である。工夫なく「こうしましょう」と言うだけでは伝わらない。「AさせたいならBといえ」といったように、子どもに気づかせる・想像させるための有効な手段こそが語りである。 また語れるかどうかは、教師の知識による。本書を通して「語るネタ」を知ることができたので、存分に活用したい。 ○心に残った内容 ・根を張るとは、文化ができるor習慣化すること ・あいさつは仲間の証拠 ・笑うだけで元気に!NK細胞 ・かしこくカッコ良くなるために ・目的と目標の違い ・他者は比較対象ではなく仲間 ・人間と動物の違い 〜選択の自由〜 ・他者の荷物を持つとパワーが出る ・天への貯金 〜陰徳〜 ☆人間は、義務でやらなくても良いことがどれだけやれるかということが、人格に比例している。byイエローハット創業者 鍵山秀三郎 ・恩の存在に知り気付いた時、感謝の思いが生まれる ・強みと弱みはトレードオフ ・大山のぶ代さんの声 ・できている人と比べれば失敗、過去の自分と比べれば成功。人生は成功と大成功しかない。エジソンは約2万回失敗…というか成功した。 ・心の鎖 苦手だから、できないから…
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子どもへの語りでありながら、自分自身に語られているような感覚があった。 自分はどうだ?できているか?そうといながら読み続けた。 一つひとつの語りには具体的なエピソードや根拠が示されておりとても説得力があった。 ただ、子どもがその語りを聞いて育っていくのはおそらく話し手である著者...
子どもへの語りでありながら、自分自身に語られているような感覚があった。 自分はどうだ?できているか?そうといながら読み続けた。 一つひとつの語りには具体的なエピソードや根拠が示されておりとても説得力があった。 ただ、子どもがその語りを聞いて育っていくのはおそらく話し手である著者が実践できているからなのだろう。 そうでなければうわっぺらの綺麗事になってしまう。 子どもを変えたければまず自分を変える。自分を省みるという基本を改めて突きつけられた。 まずは自分の生き方を見直し、本気で語り信じられるようになりたい。
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大人の願いを語りかけるためには、その願いの価値や意味を伝えていくことが大切なのだと感じた。無意識、無自覚に教え込まれてきたことを、子どもたちにそのまま伝えない。思考停止におちいらないようにしたい。 良いとされる行いについて、思わず「なるほど」と言いたくなるような語りをされている。...
大人の願いを語りかけるためには、その願いの価値や意味を伝えていくことが大切なのだと感じた。無意識、無自覚に教え込まれてきたことを、子どもたちにそのまま伝えない。思考停止におちいらないようにしたい。 良いとされる行いについて、思わず「なるほど」と言いたくなるような語りをされている。それは、科学的な根拠を示したり、偉人のエピソードであったり、ご自身の体験談であったり、著者の膨大な知識や経験から紡ぎ出されたものだ。これを語れば子どもたちの心は育つこと間違いなし。 と思ってしまう反面、そもそも、著書が本書で語っていることを僕自身が行動に移せているかは怪しい。そのような状態で本書に書かれていることをそのまま使うだけでは、いずれは子どもたちに見抜かれてしまう。やはり、僕自身が人として成長していくことが、一番の近道かもしれない。 「子どもたちの心を育てる語りのためには、先生自身の心が育っていないといけませんよ。」と、謙虚にそして誠実に生きることを教えてくれる一冊でした。
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