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検証 政治改革 の商品レビュー

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2024/10/02

2024/10/2読了。 公職選挙法 政治資金規制法 政党→政治資金団体→収支報告書→提出は同じ 政治家個人→資金管理団体→収支報告書→総務大臣もしくは各都道府県選挙管理委員会に提出 政治資金 政治家個人→資金団体への企業、労働組合からの       献金は禁止そこで目を付けたの...

2024/10/2読了。 公職選挙法 政治資金規制法 政党→政治資金団体→収支報告書→提出は同じ 政治家個人→資金管理団体→収支報告書→総務大臣もしくは各都道府県選挙管理委員会に提出 政治資金 政治家個人→資金団体への企業、労働組合からの       献金は禁止そこで目を付けたのが       政治資金パーティだった           政党交付金(政党助成法) 国会議員が5名以上所属しているか、国会議員が 1人以上所属していて全国の選挙で2%以上の得票率を得ていることのいずれかの要件を満たしていること。→少数者が不当に排除されていることにならないか?(憲法第14条の定める平等原則) 1994年の政治改革の目玉として、政党助成とセットで導入されたのが、現在まで続いている衆議院の小選挙区比例代表並列制です。「政治改革四法」の中の「公職選挙法の一部を改正する法律」によって導入され、1996年の衆院選で初めて実施されました。 まず政治と金の流れ(事実と実態、問題点)を知りたかった。参考になりました。 【トピックス】 2024/10/1 自民党新総裁に石破茂が第102代内閣総理大臣に指名される。昨年末から自民党安倍派を端に発した裏金問題から政治とカネの問題が顕になりこの時期まで問題の解決に辿りついていない。そんな中前岸田総理は自派の派閥を解消するなど派閥解消(派閥とカネ・ポスト)が現実化する中で12/27日9人もの総裁立候補選挙の末に5回目の挑戦で石破茂が逆転で新総裁に選出された。→しかし、石破氏は野党との国会論戦(恐らく延々と裏金問題の追求に終始することを見越したか)をした上で解散をして民意を問うと言っていたにも関わらず30日に突然27日解散を提示して国会は混乱に陥った。野党の言い分→政治とカネ、新閣僚の資質、能登半島水害と復興の為の補正予算成立した上で解散すべき。と主張。しかし、野党共闘はままならずその間隙をついた解散とも見える。 →政治とカネ問題は国政政党や国会議員のみの問題ではなく、それに連なる地方支部、県や市町村迄網羅した日本社会、選挙民迄関わる深刻な民主主義に関わる問題だと痛感した。ただ、企業献金や支持団体の献金は透明性を担保しながら全面禁止迄踏み込む必要があるかは疑問。筆者が最後に提案していた現行選挙制度改革については重要な視点で、今後知見を深めて行きたい。

Posted byブクログ

2023/03/03

タイトルや帯に期待して買ったものの、やや期待外れでした。内容が官僚からメディアまで及んだので総花的な指摘になり、そのせいで提言も浅く感じました。

Posted byブクログ

2022/06/20

安倍政権の一強他弱により、政治は民意から乖離し、政治は劣化し、メディアも力を失った。この状況から脱却するには、国民一人ひとりの意識改革が必要である。 細川政権から岸田政権に至る、日本政治史でもある。

Posted byブクログ

2022/06/14

どうしてこうも政治と国民が乖離してしまったのか。その理由をコンパクトかつロジカルに解いてくれる。 小選挙区制の危うさがよくわかる。

Posted byブクログ

2022/03/21

 いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。  興味を惹いたタイトルではありましたが、何より、著者が大学時代の友人だったというのが手に取った最大の要因です。  大いに期待して読んでみたのですが、予想どおり、重要な論点を押さえつつ、しっかりした立論が展開されていました。  ...

 いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。  興味を惹いたタイトルではありましたが、何より、著者が大学時代の友人だったというのが手に取った最大の要因です。  大いに期待して読んでみたのですが、予想どおり、重要な論点を押さえつつ、しっかりした立論が展開されていました。  新書という限られたボリュームの中で、現下の「過度な首相官邸への権力集中」に至る背景や問題状況がロジカルに整理された形で分かりやすく語られています。  “自らの頭”で今の政治状況について考えてみようとする読者にとっては、本書が示した論点と議論のスタートとしての改善案の提示は、とても有用な「ガイド」になると思います。

Posted byブクログ