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鎌倉幕府はなぜ滅びたのか の商品レビュー

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2023/05/07

正中の変からの十年間の政治と合戦が詳述されています。 さまざまな混乱の責任を背負わされた幕府の苦悩がよくわかる内容でした。

Posted byブクログ

2023/02/12

著者が北条氏贔屓であることが全面に出ていて、学者としてどうなのかと思う。 北条高時が病弱であったにしても滅亡まで手をこまねいた以上暗君というしかない。 朝廷に押し付けられたとか言い方も、承久の変で北条氏が朝廷の武力を取り上げて西国まで権限を伸ばした結末。後になってそんなふうに言う...

著者が北条氏贔屓であることが全面に出ていて、学者としてどうなのかと思う。 北条高時が病弱であったにしても滅亡まで手をこまねいた以上暗君というしかない。 朝廷に押し付けられたとか言い方も、承久の変で北条氏が朝廷の武力を取り上げて西国まで権限を伸ばした結末。後になってそんなふうに言うのはおかしいだろう。 結論が、時期が悪く北条氏は頓死した。 それではタイトルの意味がない。 もうこの著者の本は読まないだろう。

Posted byブクログ

2022/10/25

北条得宗家(と御内人)と金沢貞顕に押し付けられた執権(後任もいやいや)の政治状況は①氷河期②年貢の銭納③両統迭立の飛び火④元への終わらない警戒⑤休息肥大した幕府権限に心臓が持たなくなったと多重の困難に満ちていた そして異形の天皇が現れた(´・ω・`) 関心あったの事 1308年...

北条得宗家(と御内人)と金沢貞顕に押し付けられた執権(後任もいやいや)の政治状況は①氷河期②年貢の銭納③両統迭立の飛び火④元への終わらない警戒⑤休息肥大した幕府権限に心臓が持たなくなったと多重の困難に満ちていた そして異形の天皇が現れた(´・ω・`) 関心あったの事 1308年の延暦寺の強訴を六波羅探題は阻止できなかった事、また六波羅探題は朝廷の成すべき悪党対策を何時の間にかやらされて恩賞も無い為おざなりの出動だった、赤松則村が放棄したときも通常の悪党狩りモードでボロ負けしたが途中から謀反人追討(恩賞がでる!)となる 北条高時は病気がちで執務不能、朝廷の難題を懸命に抵抗した長崎高資が悪者レッテル、悪党は土地訴訟で訴えられた程度の人など段々と(鎌倉)幕末の状況が見えてきた

Posted byブクログ