ADHD大国アメリカつくられた流行病 の商品レビュー
第Ⅰ部 第1章 そわそわフィリップの「算数のお薬」 第2章 コナーズ博士 第3章 微小脳機能不全から注意欠如症へ 第4章 衝突必至 第Ⅱ部 第5章 クリスティンの場合 第6章 ジャミソンの場合 第7章 みんなのADD 第8章 乗っ取り 第9章 広告解禁 第Ⅲ部 第10章...
第Ⅰ部 第1章 そわそわフィリップの「算数のお薬」 第2章 コナーズ博士 第3章 微小脳機能不全から注意欠如症へ 第4章 衝突必至 第Ⅱ部 第5章 クリスティンの場合 第6章 ジャミソンの場合 第7章 みんなのADD 第8章 乗っ取り 第9章 広告解禁 第Ⅲ部 第10章 ハイヤー・アンド・ハイヤー 第11章 人並み以下? 第12章 輝かしい大学時代の裏で 第13章 ここで,スポンサーより一言 第14章 目覚め 第15章 つながり 第Ⅳ部 第16章 あなたの脳が資本主義に晒されている 第17章 お近くのドクターのもとへ近日到来 第18章 処方箋
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アメリカではADHAの治療薬が容易に処方されるてめ,覚せい剤として若者に乱用されている という話.製薬会社と医師が金儲けのために裏でつながっている ということと 中毒になった子供たちの具体的な例を 1980年ごろより時系列で語られている.時系列に書き進められているが,具体的な年月...
アメリカではADHAの治療薬が容易に処方されるてめ,覚せい剤として若者に乱用されている という話.製薬会社と医師が金儲けのために裏でつながっている ということと 中毒になった子供たちの具体的な例を 1980年ごろより時系列で語られている.時系列に書き進められているが,具体的な年月がほとんど省かれて書かれていない点で,非常にわかりにくいのが大きな欠点.翻訳は,専門書の翻訳としては及第だが,ジャーナリストの書いた本の翻訳としては,落第.正確に意味は伝わるが,かなり引っかかってしまう日本語.日本語なので斜めによみとばしてゆけるので翻訳があることは 有難いことだが,非専門の読者は読みすすむのに苦労すると思う.NYTの記事は読んだことがないが,それを読むだけで,およそ著者の暴いた事実はわかるように思う.
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