〈自分〉を知りたい君たちへ の商品レビュー
希望は自分のなかにある‼️自然の不思議、社会のゆくえ、人生の真実。養老先生が、本をひらいて考えた 「『本当の自分』など、わかりはしない。それを昔から希望と呼んだのである」養老先生からいまを生きる人びとへのメッセージが詰まった究極の読書ガイド【目次】 1 「見る目」が変われば世界が...
希望は自分のなかにある‼️自然の不思議、社会のゆくえ、人生の真実。養老先生が、本をひらいて考えた 「『本当の自分』など、わかりはしない。それを昔から希望と呼んだのである」養老先生からいまを生きる人びとへのメッセージが詰まった究極の読書ガイド【目次】 1 「見る目」が変われば世界が変わる 〈自然〉 2 知れば知るほど自由になる 〈科学〉 3 希望は自分のなかにある 〈社会〉 4 人生は一つの作品である 〈人間〉 〈本書に登場する書籍(一部)〉 『完訳 ファーブル昆虫記』ジャン=アンリ・ファーブル、『建築する動物たち』マイク・ハンセル、『理不尽な進化』吉川浩満、『チョウはなぜ飛ぶか』日高敏隆、『奇跡の脳』=ジル・ボルト・テイラー、『リハビリの夜』熊谷晋一郎、『「私」は脳ではない』マルクス・ガブリエル、『文明崩壊』ジャレド・ダイアモンド、『ルポ 貧困大国アメリカ』堤未果、『場所原論』隈研吾、『なめらかな社会とその敵』鈴木健、『渋谷の農家』小倉崇、『父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない』橋本治、『人生があなたを待っている』H・クリングバーグ・ジュニア、『医者、用水路を拓く』中村哲、『天地明察』冲方丁、『道程 オリヴァー・サックス自伝』オリヴァー・サックス、『私のイラストレーション史』南伸坊......
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講演会聞いて興味を持って養老孟司さんの本を読んでみようと 色々なジャンルのオススメ本が書いてあってどれも視野が広くなりそうな感じで面白そう 紹介された本を読んでいってみたい
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拳拳服膺。 という知らない言葉がまえがきに出てくる。 肝に銘じて常に忘れない様にすること。 という意味だそうだ。 これは教育勅語のしめの最後の文章に用いられている。 83ページにさらっと教育勅語に関する記述がある。 本書は、養老孟司さんが毎日新聞の書評欄に書き溜めたものを集...
拳拳服膺。 という知らない言葉がまえがきに出てくる。 肝に銘じて常に忘れない様にすること。 という意味だそうだ。 これは教育勅語のしめの最後の文章に用いられている。 83ページにさらっと教育勅語に関する記述がある。 本書は、養老孟司さんが毎日新聞の書評欄に書き溜めたものを集めたものだ。 実売数では日本経済新聞より部数が少ないと言われる毎日新聞が、養老孟司先生のネームバリューにおんぶに抱っこした本だろう。 <自分>を知りたい君たちへ 読書の壁 って書名は毎日新聞が付けたんだろうね。 養老孟司先生の本には違いはないし、 養老孟司ファンなら養老孟司の思考回路を理解する上で読んで損はない。
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仕事というのは合ってると合ってないがあって、社会が形作られていく過程で必要になってその仕事が生まれる。 社会に必要とされている形になって働いていくわけだから、「自分に合った職業がない」というか、自分のための職業がないというのはズレた考え方であって、そもそも若い段階で自分は何者な...
仕事というのは合ってると合ってないがあって、社会が形作られていく過程で必要になってその仕事が生まれる。 社会に必要とされている形になって働いていくわけだから、「自分に合った職業がない」というか、自分のための職業がないというのはズレた考え方であって、そもそも若い段階で自分は何者なのかとかを決めつけることも必要ない。 真理というのは安易なものではなく面倒でかつ複雑なものである。 一言で片付けられるようなものは真理ではない…みたいなことが今日読んだ養老孟司先生の本に書いてあった。 私の記憶だから正確ではないものの、養老先生のように自然体でありながらもう…存在そのものが価値なんじゃないかって思わせてくれる人もいる。 自分を社会に適応させるために努力しなければいけない。 やりたいことを職業にするにあたっては、それに付随してやりたくない仕事がどんどん発生するもの。 「死体を相手にずっと仕事をしていればね、そういうことくらいはわかってくるのですよ…」的な洒落まで添えてあるという。 洒落じゃなくてあの人は解剖学者だった。 養老孟司さんも40代で作家の活動を始めて還暦を超えて初めてヒット作を世に出した。 そういうこともあるのだから自分は何者なのかなんて早めに決めてしまわなくていい…そう言われるとなんだか元気は出てくるし、あの人しか持ちえない説得力がありますね。 この本自体は長年にわたって養老孟司さんが連載されてきたコラムの書籍化らしいのだけど、その期間が2004年から。 そしてこの本が出たのは去年。 なんというロングスパン。 長い間連載されていたのもすごいし、このたび書籍化されたのもすごい。 次に読みたい候補の本がいくつもできました。 やはり本の形にしておくことは大切で有効な過程だ。
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この本は書評だが、「へぇ、面白そう!読んでみたい!」と思わせるような書評ではない。養老先生がどんな本を、どんなふうに読むのか、つまり、養老孟司という人の脳を読むための本である。
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書店で見た時から気になっていたもの。結局、図書館で借りちゃいました。 本書もベースは毎日新聞書評欄ってことなんだけど、先だって読んだ加藤洋子書評集より断然読み易かった。自分の属性が養老先生寄りってのもあるんだろうし、平易に書く=良い書評とは限らないんだろうけど。 そして気になった...
書店で見た時から気になっていたもの。結局、図書館で借りちゃいました。 本書もベースは毎日新聞書評欄ってことなんだけど、先だって読んだ加藤洋子書評集より断然読み易かった。自分の属性が養老先生寄りってのもあるんだろうし、平易に書く=良い書評とは限らないんだろうけど。 そして気になったのは以下の諸作。 「奇跡の自然」の守りかた LIFESPAN 塑する思考 脳は回復する (脳が壊れた) 脳科学者の母が、認知症になる
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新着図書にあり、著者が養老孟司さんということとおすすめの本が書いているということで読んでみた。私がほとんど読まないジャンルの本ばかりだったが、何冊か読んでみたい本をメモした。
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自分が裁量権を持っている 何を裁量すべきか、それを選択することが、どうやらいちばんむずかしいらしい。 「君は人生を裁量しているか」が一番刺さった。
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書評の書籍を読むのはこれが初めて。 何かしらの書評を読みたいと思っていたけど 好きな人のものでないと読む気にならなかったから 養老先生が出してくれてよかった。 この文は書評の書評になるわけで なんだかおもしろい気持ちになる。 書評の書評を集めた書籍を作ったら 案外楽しいかもしれな...
書評の書籍を読むのはこれが初めて。 何かしらの書評を読みたいと思っていたけど 好きな人のものでないと読む気にならなかったから 養老先生が出してくれてよかった。 この文は書評の書評になるわけで なんだかおもしろい気持ちになる。 書評の書評を集めた書籍を作ったら 案外楽しいかもしれない。 評者が解説している本を読みたいと 思ってもらえるように書くのが ひとつの目的だとしたら その目的は完璧に達成された。 3.11の前と後で文の強弱に 変化が起きているように感じられた。 影響の大きい出来事が起こると いろいろなものの見方が変わってくるから 本を読んだ感想にも影響があったのかもしれない。 それでも読者に興味を持たせる 内容だということに変わりはない。
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