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金木犀とメテオラ の商品レビュー

3.8

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

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2024/08/01

―孤独で辛くて怖いのは、この世で自分だけだと思っていた。 ―人が思うよりもずっと、この世で奇跡は起きるから。 ―もし、私がここにいていいって思ってくれているんなら、それは絶対に宮田さんもここにいていいってことなんだよ。この意味分かる?

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2024/07/28

二人に共感した 二人とも強い思いを抱えながら努力しているのをみて、こうはなれないと思いつつも自分はなぜか共感して…時々泣きそうになった。特別でありたい、特別であるはずだと思う宮田に特に共感した ただ、部分部分は面白かったものの、深く印象に残ることはなく。よくも悪くも日々を描いてる...

二人に共感した 二人とも強い思いを抱えながら努力しているのをみて、こうはなれないと思いつつも自分はなぜか共感して…時々泣きそうになった。特別でありたい、特別であるはずだと思う宮田に特に共感した ただ、部分部分は面白かったものの、深く印象に残ることはなく。よくも悪くも日々を描いてるなって印象だった

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2024/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

北海道の進学校に、東京から進学した子。 地元で優秀と言われてきた子。 いろんな背景をもっている生徒たち。 お互いライバル視しながら、 羨ましがりながら、成長していく、 青春の1ページ。 大どんでん返しなどはないですが、 よんでて楽しくなる作品でした。

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2024/06/20

どんなに優秀に見える人でも弱みや人に知られたくない秘密を持っていて、それを隠して一生懸命生きているんだと思った。 最後のみなみの描写が人間味があってとても良かった。

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2024/06/02

主人公の2人は家庭環境のせいで心に闇をかかえていて、青春小説のようでこれは殺人事件とかミステリーに発展するのか、と思いつつ読み進めていったら結果いいお話でした。後半なんとか2人とも幸せになれ!と願いながらページをめくりました。個人的にはお友達のみなみちゃんが最高です

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2024/04/17

04月-08。3.0点。 北海道の新設女子中学・高校、二人の優等生が。一人は父との折り合い悪く、母の死去後に受験したピアノの上手い娘、もう一人は地元で特待生になった娘。互いを意識しながら、互いにコンプレックスを抱え。。。 読みやすく、面白かった。最後の章がイマイチ意味がわからな...

04月-08。3.0点。 北海道の新設女子中学・高校、二人の優等生が。一人は父との折り合い悪く、母の死去後に受験したピアノの上手い娘、もう一人は地元で特待生になった娘。互いを意識しながら、互いにコンプレックスを抱え。。。 読みやすく、面白かった。最後の章がイマイチ意味がわからなかったかな。

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2024/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

意図したわけではないけど親に苦しむ系の話を続けて読んでいる。 解決も折り合いもつくものではないので、そこはやはり苦しいな。 嫉妬の裏にある圧倒的憧憬が、とても響いた。 学園メンバーにも救われた。 残りの日々とこれから先も、女らに金の雨の景色がたくさん降るといいな。

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2024/02/03

学生時代ってこんな感じだったか…ってきらきらの青春真っ盛り!ではない現実的な心情が描かれていた。奥沢のように外から与えられるイメージのとおりにふるまうこともある。宮田のように過去の栄光にすがって自分が一番だって思う気持ちもわかる。 奥沢と宮田の直接的な発言ではなく周りの様子から、...

学生時代ってこんな感じだったか…ってきらきらの青春真っ盛り!ではない現実的な心情が描かれていた。奥沢のように外から与えられるイメージのとおりにふるまうこともある。宮田のように過去の栄光にすがって自分が一番だって思う気持ちもわかる。 奥沢と宮田の直接的な発言ではなく周りの様子から、彼女たちの葛藤や心の内が伝わってくる。仲が良いし楽しくても、みんなが繕って青春の空間を作り上げている感じ…あるなぁ。それでも最後、前を向こうとする二人の描写はとてもよかった。

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2024/01/28

なんだかわからないけれど、すごく泣きそう。 北海道の中高一貫の女子校一期生で、ツートップの成績を誇る宮田と奥沢。 豊かな環境で育ちながらも無愛想でトラウマを抱える宮田と、愛想が良く美少女かつ優等生ながら家庭環境に秘密を抱える奥沢。 成績がよく、類稀な才能を持つ2人だが、その中身...

なんだかわからないけれど、すごく泣きそう。 北海道の中高一貫の女子校一期生で、ツートップの成績を誇る宮田と奥沢。 豊かな環境で育ちながらも無愛想でトラウマを抱える宮田と、愛想が良く美少女かつ優等生ながら家庭環境に秘密を抱える奥沢。 成績がよく、類稀な才能を持つ2人だが、その中身はとても不安定で歪。 一方で2人と一緒に過ごすみなみや馨といった女の子たちは、2人と比較すると一般的で秀でたところがない自覚しているものの、人格が安定していて思いやり深い。 彼女たちもすごく魅力的で、特に宮田のまわりに2人がいてくれてよかったなと思った。 正直最後まで人に心をずっと開いていないのは奥沢の方で、彼女の家庭環境に気が付きながら相手に気遣うまわりの子たちが成熟しすぎていてこうなりたいなと思ったりした。 そうなんだよなあ、、頭いい子とかって歪んでたりするんだよな、、。でも厳しい環境に置かれたことも2人の優秀さの原因ではあって、とはいえ頭がいいから歪むのかもしれないし、これどっちが先なんだろなと。 宮田と奥沢がどんな未来を進んだのか描かれてない点も余韻があってよかった。宮田が東大ピアノ学科に進めるといいな!笑 御三家がまだ変わってないみたいで安心しました。

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2024/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中高一貫女子校の中身。こんな感じだったなあと思い出して、懐かしくなった。 宮田や奥沢のように、目に見えるほどの良いライバルで常に競っていたような子はいなかったが平和ボケした教室の雰囲気はまったく同じだった。宮田はプライドが高すぎるが故に、自身を苦しめ母親の呪縛から解かれないのだと思った。最後はいい感じに終わっていたが、結局奥田のお母さんは再婚したのか、奨学金はどうなったのか書かれていなくてあやふやだった。そこが1番気になったのに。

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