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きみは雪をみることができない の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2022/11/19

リアルな世界とSFの世界が混じった感じ 眠る優紀に寄り添う、そんな覚悟を決めた主人公、家族が本当に強い、、、

Posted byブクログ

2022/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冬の間だけ眠ってしまうヒロインの物語を題材にした話でしたね。ヒロインの病に悩む周囲の心情の変化が粒さに表現されていて、素晴らしい作品でした。人の醜さと、人の温かさを両方見せてくれたような素晴らしい作品でした。 物語に抑揚は少ない。どんでん返しのような大きな展開はないかもしれない。ただ、だからこそ、今を生きていく彼らの生き様が心を打った。

Posted byブクログ

2022/06/26

冬眠は大変だけど死なないだけマシではと思いながら読んだが、思ったよりリアリティがあったのですぐにのめり込めた。ラストシーンの世界観が独特で、良くも悪くも印象的。

Posted byブクログ

2022/06/06

『今夜、世界からこの恋が消えても』『君は月夜に光り輝く』を輩出した新人賞 第28回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作 新時代の恋愛小説 名前のない病を患った彼女との、すれ違う恋の物語 ある夏の夜、文学部一年の埋夏樹は、芸術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。いくつも...

『今夜、世界からこの恋が消えても』『君は月夜に光り輝く』を輩出した新人賞 第28回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作 新時代の恋愛小説 名前のない病を患った彼女との、すれ違う恋の物語 ある夏の夜、文学部一年の埋夏樹は、芸術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。いくつもの夜を共にする二人。だが彼女は「きみには幸せになってほしい。早くかわいい彼女ができるといいなぁ」と言い残し彼の前から姿を消す。 もう一度会いたくて何とかして優紀の実家を訪れるが、そこで彼女が「冬眠する病」に冒されていることを知り――。 現代版「眠り姫」が投げかける、人と違うことによる生き難さと、大切な人に会えない切なさ。冬を無くした彼女の秘密と恋の奇跡を描く感動作。 会うこともままならないこの世界で生まれた、恋の奇跡。

Posted byブクログ

2022/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SFの物語だが話は王道に進む。 登場人物も個性的な設定と比べるとよくある人物が多かった 岩戸優紀という個性的な設定を活かしつつ、話は王道に恋愛物語であればよかったように思う 中途半端なファンタジー要素に最後まで足を引っ張られ、結末が残念だった

Posted byブクログ

2022/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みきとPが主題歌を作っていたので読んでみた 引っかかる部分がところどころあり、あまり面白かったとは思わなかった 冬眠の分、夜寝てないんだろうなとは思っていたし、ストーカー化した元カレと会っていたというのは、障害の有無に関係なくただの浮気ではないだろうか…? 美術学部の生徒によく思われていないこと、パッと見で分からない障害に対する差別偏見は今も多くあると思うし、それを題材にするのはいいと思ったが、それ以外は特筆すべき点はないのかなと思う 最後の終わり方もしっくりこなかった なつきに負担をかけないために、1人で住めるところに引っ越したのか?なつきの方が歳をとっている…?なつきが遠回しなセリフを喋るところも謎だった 読み終わった後、心に何も残らなかったなという印象

Posted byブクログ

2022/03/14

第9回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞の人間六度の作品。 第28回電撃小説大賞なるものを初めて知りました。 帯の誉め言葉が凄い!これ見たら、当然読みたくなりますよね。 読み終えて、おっ!映画化できるじゃん!主役は広瀬アリスと鈴鹿央士。と思ったけど、よくよく考えたら、話が単純だな。...

第9回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞の人間六度の作品。 第28回電撃小説大賞なるものを初めて知りました。 帯の誉め言葉が凄い!これ見たら、当然読みたくなりますよね。 読み終えて、おっ!映画化できるじゃん!主役は広瀬アリスと鈴鹿央士。と思ったけど、よくよく考えたら、話が単純だな。捻りが無い。脚本家、演出家の負担が大きくなりそうだな。どんでん返しのインパクトが小さめ。何か新しい要素が少なくとも1つは欲しい所だ。カジシンの域にはまだ程遠い。 不由美が医者になって指定難病を解明して治療・完治したのかと思ったがそうでもなさそうだ。何かSF的要素が絡むのかと思ったが、それも最小限。純愛小説ならもっと純愛度を高めないとね。これでは似たような小説の中に埋没してしまう。 次作に期待!

Posted byブクログ