グラーキの黙示(1) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
出版されて間も無くの時期に購入していたと思うのだがゆっくり読んでおりようやく読了。 たまにTRPGのクトゥルフの呼び声で遊んでいるため、「ヴェールを剥ぎ取るもの」「ムーン=レンズ」はようやく読めた!という思いで嬉しい限り。 巻末の解題にもあったが、作品群にオチが強い印象はない。しかし道中の展開が興味を惹くと感じた。 個人的に面白かったのは「奏音領域」と「スタンリー・ブルックの意思」。前者はエイリアンのいる世界とこの世界の関係設定が面白いと感じた。後者は短くまとまっており、オチはなんとなくわかってしまったのだが(作者の作品の強みはオチではないようだし)弁護士の立ち回り方がコミカルで楽しく読めた。
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