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歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか? の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/05/09

 この本は人間の記憶というものはあてにならないものであるということと、ものの見方はいつも間違うものだということを教えてくれます。それ以上前の歴史であればその評価は冷静になされているのですが、自分が生きている間の歴史はきちんと評価されずに忘れてしまうのです。  だから人間は過去に学...

 この本は人間の記憶というものはあてにならないものであるということと、ものの見方はいつも間違うものだということを教えてくれます。それ以上前の歴史であればその評価は冷静になされているのですが、自分が生きている間の歴史はきちんと評価されずに忘れてしまうのです。  だから人間は過去に学ぶことができずに何度も同じ過ちを繰り返します。平成の歴史は、自分の歴史なのですが、政治上の判断に限っても何度も間違った評価をしてきたということがわかります。考えてみれば太平洋戦争を持ち出すまでもなく、国民は常に後から振りかええると間違った判断をします。  そして何度間違えても、そのことについて反省する機会を持たない限り教訓とはならないので、同じ間違いをします。平成史は振り返る必要があります。この本は少し右寄りではあありますが、振り返るにはとてもいい本だと思います。自分が当事者であった平成史はオーディブルで十分ですね。

Posted byブクログ

2022/10/10

こういう「歴史物」があってもいいはず。めっちゃ主観入ってはいるけど、マスコミの報道も偏向されてるから。代々の野党がいわゆる政権担当能力持ってなかったから自民党が勝ち続ける、そして日本は崩れていく。できれば、アメリカ、イギリスにいかに二大政党制が定着したかの話題も欲しかった。 国民...

こういう「歴史物」があってもいいはず。めっちゃ主観入ってはいるけど、マスコミの報道も偏向されてるから。代々の野党がいわゆる政権担当能力持ってなかったから自民党が勝ち続ける、そして日本は崩れていく。できれば、アメリカ、イギリスにいかに二大政党制が定着したかの話題も欲しかった。 国民が成熟するには、民主主義を理解するには、まだ時間がかかるということか…。

Posted byブクログ

2022/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつもの料理人がいつもの材料でこんな味付けにした 「歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?」 「自民党一強を」を支える構造 国会議員は選挙で当選するために国家の大義も関係なく 選挙の旗頭(党首・公約)を決める、せめて制度のせい で腐敗が解消できない(←今ココ)状況は脱出したい ひとつ覚えた(´・ω・`) 「トリガー条項は民主党が作った法律なので使いたくない」

Posted byブクログ

2022/06/21

日本の議会政治を明治憲法制定時にまで遡って、与野党の在り方を検討している。わずか8年ではあったが、憲政の常道が実現した戦前の政治に対し、戦後は自民党の一党支配が継続している。その理由は、野党に政権をとる意欲がないことに起因するとの指摘で、だから野党はだめだということになるが、本書...

日本の議会政治を明治憲法制定時にまで遡って、与野党の在り方を検討している。わずか8年ではあったが、憲政の常道が実現した戦前の政治に対し、戦後は自民党の一党支配が継続している。その理由は、野党に政権をとる意欲がないことに起因するとの指摘で、だから野党はだめだということになるが、本書のタイトルに対する回答としては「ダメだからダメ」という自同律になっているように思う。 もうすぐ選挙ではあるが、有権者としては選択肢がないというのが実感である。著者も指摘する通り、これは日本にとってはかなりのマイナスである。

Posted byブクログ

2022/04/08

明治からの政党の歴史がわかってとても面白かった。 途中からは「あーこういう政党あったなあ!」と思ったり。 読み進めていくと、歴史を追っている気持ちになりました。

Posted byブクログ

2022/03/25

野党ダメ系の本は好きなんだけどこれは全く信用できなくてびっくり。 主張と根拠とデータが分けられていないので、どこからどこまでが客観的事実でどこからどこまでが著者の評価や解釈なのかまったくわからない。ので、ただただ「俺はこう思うんだよねー根拠はないけどーハハハ」という与太話を読まさ...

野党ダメ系の本は好きなんだけどこれは全く信用できなくてびっくり。 主張と根拠とデータが分けられていないので、どこからどこまでが客観的事実でどこからどこまでが著者の評価や解釈なのかまったくわからない。ので、ただただ「俺はこう思うんだよねー根拠はないけどーハハハ」という与太話を読まされることになる。 かといってロジックもまたない。例えば、民進党の蓮舫が頼りないために民進党が沈んだ、という理屈にならない断言=偏見の開陳が散見される。A=B、B=CなのでA=Cってやるのが典型的なロジックだけど、著者はA=Cってやっちゃってる。 なぜ最後まで読みきれたのかよくわからない。 通説と著者の独自説の区別もない。漫画のセンゴクだってそこは区別してるよ???

Posted byブクログ