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数式図鑑 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/11/28

気軽に数式の勉強ができるかと思いましたが、なかなか難しかったです。 複利のお話は、投資など身近な話題で分かりやすかったですが、フェルマーの最終定理の話などは優しく噛み砕いていても難解ですね。 フィナボッチ数列や黄金比は小説の世界にも登場していましたが、自然の摂理に関係していそう...

気軽に数式の勉強ができるかと思いましたが、なかなか難しかったです。 複利のお話は、投資など身近な話題で分かりやすかったですが、フェルマーの最終定理の話などは優しく噛み砕いていても難解ですね。 フィナボッチ数列や黄金比は小説の世界にも登場していましたが、自然の摂理に関係していそうな点などやはり興味深いですね。 サイン、コサインも前から勉強したいなと思いながら出来ていないのですよね。 図形やイメージを使って視覚化するのは、数式に限らず分かりやすいと思う部分があったり。 数式に触れることは具体的なものを抽象的に捉える良い練習になるかなと思ったりもします。

Posted byブクログ

2023/11/12

数式を美しいという感覚に憧れて読んでみました。。。 が、凡人レベルの自分では お呼びではありませんでした。 残念。 図書館で借りたので あっという間に 返却日となり、 いつかどこかで ハチマキ巻いて 挑んでみたいと思います。

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2023/02/28

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC12821137

Posted byブクログ

2022/06/01

ラーメンを食べながらでも読める稀有な数学本(褒め言葉です)。 著者の横山明日希さんは「数学のお兄さん」として「“体験”を通して算数・数学をもっと身近な学びに」を理念に掲げる制作会社mathchannel の社長さん。日本お笑い数学協会副会長さんも務めていらっしゃるだけあって、この...

ラーメンを食べながらでも読める稀有な数学本(褒め言葉です)。 著者の横山明日希さんは「数学のお兄さん」として「“体験”を通して算数・数学をもっと身近な学びに」を理念に掲げる制作会社mathchannel の社長さん。日本お笑い数学協会副会長さんも務めていらっしゃるだけあって、このブルーバックスも娯楽性に富んだ面白い本になりました。 この本の魅力は各項目を読み切り形式でまとめ、「雑学数学」で49種の数式を紹介していること。各項目では数式をどかーんとハイライトし、図をふんだんに使って説明しているので、視覚的に「この数式は面白そうだぞ」という直感を与えてくれることと思います。もちろん、直感で面白さがわからない項目も多くあります。まぁ、ABC予想やリーマン予想を直感的に面白いと思うような人は、この本ではなく別の本を読んだ本がいいですね。 この本には自然数と足し算だけで表された小学校低学年の子どもでも直感的に理解できる数式から素数定理、リーマン予想という高等なものまで紹介されています。 この本の楽しみ方としては 1)自然数の和のピラミッド、分数の和の極限、パスカルの三角形、奇数の和などをマスターし、子どもに「数の魔術師」ぶりを披露して、尊敬され、かつ数学好きの子どもを増やす。 2)自分で鉛筆を持って数式を解いてみる。 本にしたがって部分分数分解を解いてみました。また、2/5=1/3+1/15をnを使っての証明作業は時間を忘れました。 3)フェルマーの最終定理やリーマン予想の入口を知る。 もちろん、この本だけで理解するのは不可能ですが、面白さにほんの少しだけ触れることができます。例えば「リーマンゼータ関数の全ての非自明な零点」というのが何かを知りたくなったら、新潮文庫の「素数の音楽」というとても面白い本があります。 ひとことで言って楽しい本。一気に読もうとはせず、興味がありそうなところを拾い読みするのが良いかと思います。お勧めの1冊です。

Posted byブクログ

2022/04/05

いやあ、これはおもしろかった。Twitterもフォローしているから、そこからのネタをちょくちょく授業でも使わせてもらっていたが、今回それらがまとまった形で1冊になった。最初に出てくる自然数の和の式はきれいだなあとは思っていたものの、この式が成り立つ理由の説明が何とも良い。小学生向...

いやあ、これはおもしろかった。Twitterもフォローしているから、そこからのネタをちょくちょく授業でも使わせてもらっていたが、今回それらがまとまった形で1冊になった。最初に出てくる自然数の和の式はきれいだなあとは思っていたものの、この式が成り立つ理由の説明が何とも良い。小学生向けのバージョンなんかはもう最高で3年生あたりでも楽しめそうだ。ヘロンの公式の証明は何としても中3で扱ってみたいし、平方根の連分数展開や多重混合の式については、近々、2次方程式を学んだあとの中3で紹介しようと思っている。最近、中3で平方根をやっているので、その中で無理数、有理数から循環小数の話をし、ダイヤル数の話もした。もう、興奮しまくりで授業をしている。生徒はあきれているかもしれない。1÷9801の話とかは担当クラス全部でしゃべっている。それで、スマホの電卓を出させて確認してもらっている。自分の使っているアンドロイドでは限りなく計算してくれて、これまた興奮しまくりなのだが、iPhoneでは8ケタくらいで止まってしまうようだ。そして、iPhoneが圧倒的に多い。困ったものだ。小6でミュンヒハウゼン数を紹介したら、内容は覚えずに名前だけを覚えている生徒もいる。さすがにフィボナッチはもうほぼ全員が中身も名前も覚えてくれている。この本に興味を持った小6生に貸してあげたら、一生懸命ピタゴラスの定理の証明を考えていた。なかなか頼もしい。しかし、自分でも不思議なのだが、マックスウェル方程式とかずいぶん勉強させられたはずなのだが、全く残っていない。やはり「させられ勉強」ではダメなんだなあとつくづく思う。

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2022/03/29

こういうのが美しく感じる人のみが読むべき本。 人間関係に疲弊して夜も眠れづらい文系の人間がページ開くと、吐きそう。 ごめんね。

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2022/03/27

文字通り数式を集めた一冊。 後半になるにつれて数式が難しくて理解不能になったが、それでもわかりやすく解説する姿勢には好感が持てた。

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2022/03/06

「1+2=3」「4+5+6=7+8」といった、数式にまつわる小ネタについてまとめられた本。 ブクログのプレゼント企画に当選し、届いたので早速読んでみた。 こういう本は今までもある程度読んできたけど、最初の自然数の和の話、「1+2=3」「4+5+6=7+8」から知らなくてビックリし...

「1+2=3」「4+5+6=7+8」といった、数式にまつわる小ネタについてまとめられた本。 ブクログのプレゼント企画に当選し、届いたので早速読んでみた。 こういう本は今までもある程度読んできたけど、最初の自然数の和の話、「1+2=3」「4+5+6=7+8」から知らなくてビックリした。「9+10+11+12=13+14+15」になると。こんなにシンプルな数式なのに、何で今まで知らなかったのだろう。 全体的な内容としてはそれほど難しくなかったように思う。ただ、高校生で習う基礎的な内容については知っている前提で書かれてあったので、中学生には難しいかなとは思った。自分はある程度数学得意なほうだったのでそんなに分からないところはなかったのだけど、途中、「∠Cは鈍角なので、cosC=-d/a となります」と書かれてあったのはどうしてそうなるのか分からなかった。そういう定理は習ったような気はするのだけど、さすがに高校卒業して15年もたつと忘れてしまっていることを実感…。 もちろん、中学で習うピタゴラスの定理「a²+b²=c²」についても収録。実はピタゴラスが生まれるずっと前から、この定理を知られていた可能性があると知って驚いた。まあ、それらしき粘土板があるだけで、本当にピタゴラスの定理について書いてるのか分からないそうだけど。 連分数展開というのは、すごい不思議な概念だよなと思う。ところで、分数の真ん中の線のことを「括線」ということを初めて知った。「かっせん」と読むそうだけど、「かっせん」で変換してもでてこない。 規則性のある3乗和(「1³+5³+3³=153」「16³+50³+33³=165033」「166³+500³+333³=166500333」)もよく見つけたよなと思う。10進数でしかなりたたない規則性というのは探そうと思ったらいろいろ見つかるのかも。16進数の規則なんてのもやっぱりあるのだろうか。 ただ、面白くはあったのだけど、昔と比べて、こういう本を読んでも感動が薄れてしまっているのを実感した。フィボナッチ数列と黄金比の関係とか、初めて知ったとき(確か『数学ガール』で知った)は感動したもんだけど。この本で初めて知ったことでも「知らなかった」とは思うものの、感動まではしなかった。それこそ、15年前にこういう本に出会っていたら、また違った印象をもっただろうと思う。何だかそれが悲しい。

Posted byブクログ