青春サプリ。 自分らしくあるために の商品レビュー
小学高学年から中学生くらいの年齢向けの本を探して。 実際の中学高校の部活動青春ストーリーの第二期。 コロナ期前後のため、部活が出来なかったり、大会が開催されない時期の気持ちや、再開されたときの工夫や歓びの様子が見える。 https://www.poplar.co.jp/book...
小学高学年から中学生くらいの年齢向けの本を探して。 実際の中学高校の部活動青春ストーリーの第二期。 コロナ期前後のため、部活が出来なかったり、大会が開催されない時期の気持ちや、再開されたときの工夫や歓びの様子が見える。 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/7218.01.html 『僕とジャズと最高の仲間(兵庫県立高砂高等学校 ジャズバンド部)』 中学生の藤野くんはジャズが大好きだが、周りにはジャズを聴く友達はいない。 兵庫県の高校にはジャズバンド部の存在を知った藤野一家は、静岡県から家族で引っ越しする。 コロナで演奏会は減ってしまったけれど、やっぱりみんなとジャズができる日々が楽しく仕方がない。目標は「最近はジャズに興味を持つ人は減っているからもっと知ってほしい」ってこと。 …やりたいことを家族で支えること、好きなことが出来て嬉しい!の気持ちが溢れている。 『伝えたいこと、つないでいくもの(共立女史中学高等学校 地理歴史部)』 この部活では、風景や建物のジオラマ模型を作っている。 2020年度の部員たちが一つのジオラマを完成させ、「ハイスクール国際ジオラマグランプリ」に出品するまで。 …女子校の地理歴史部でジオラマって、細かくも拘った物ができそうだ。 『5分で花を生ける(長野県南安曇農業高等学校 フラワーアレンジメント部)』 「第三回全国高校生 生花いけバトル」に出品した高校生のお話し。 性格の全く違う二人がそれぞれの特徴を活かして作品を仕上げていく。 『野球が好き(履正社高等学校 女子野球部)』 2021年から女子野球の決勝戦は甲子園で行うことになった。 高校の甲子園大会には女子選手は出られない。(やはり体力差とか危険性とか考えるとそれは仕方ない)そんな女子野球部員にとっては甲子園で仕合をするためには決勝に出るしかない。そんな舞台を目指す女子球児たちの物語。 チームスポーツの部活のため、相性の良し悪しもあるが、それを話し合いやお互いの分担で乗り越えていく様子も語られる。 …2021年の女子硬式野球選手大会には40チームが参加したんだそうだ。日本は本当に野球大人気だなあ。 『みんなのために僕ができること(東山中学・高等学校 バレーボール部)』 バレーボール部の強豪校に入った田中くんだが、怪我により選手を続けられなくなる。そこに先生が「助けてくれないか?」と、マネージャーになってくれるように声をかける。 監督、コーチ、選手と同様でマネージャーはチームに欠かせない。一緒に練習に参加もするし、選手のコンディションを管理し、選手のデータを収集していく。 マネージャーは、自分より上手い選手にアドバイスをしたり、自分もチームの一員だという責任をもたなければいけない。 どんなにがんばっても、コロナのため出場停止になったり大会がなくなったりすることもある。それでも仲間たちと苦しみながらも乗り越えた日々は大切だ。夢は一つじゃなくていいし全部叶わなくたって良い。そのために、次にやりたいことが見つかるんだ。
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今回は、ジャズバンド部、地理歴史部、フラワーアレンジメント部、女子野球部、バレーボールの実話を描いた物語だった。 滅多に見ない部活だからこそ、余裕を出したり、ただ調べ物をするだけでなく、実際に現地へ足を運んで学んだからこそ、優勝に近づくのだなと勉強になった。
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