化学業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書 の商品レビュー

橘川武郎(著者)

2024/07/23

化学業界全体について学べる。日本産業分類でいう化学工学に、プラスチック製品製造業、ゴム製品製造業務にを加えた広義の化学工業の視点で業界を説明している点がよいと感じた。

2023/09/10

・狭義の化学工業（有機肥料、せっけん、化粧品）、広義の化学工業（プラスチック、ゴム製造）
・原料:石油、ガス、油脂、リン、糖蜜
・基礎化学品:エチレン、ベンゼン、硫酸、苛性ソーダ、アンモニア、遠祖、リン酸
・中間化学品:有機化学品、界面活性剤、ゴム、染料、医薬原体、溶剤
・最終化学品:ゴム、インキ、農薬、塗料、タイヤ、医薬品、食品添加物
・コンビナート 精油、エチレン生産の立地集積地
・先発4社:三井化学、住友化学、ENEOS、三菱ケミカル
・後発5社:東燃化学、東ソー、三菱ケミカル旭化成エチレン、出光興産
・石油化学コンビナートは一年に一回から、2〜8年の点検に規制緩和された。

2022/11/06

化学業界に今まで携わったことがない身としては、化学業界そのものや、ビジネスモデル、主要企業、業界がかかえる課題など知っておきたい情報が体系的に学べてよかった。
初心者の入門書としては非常にわかりやすくまとまっていた。