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面白い物語の法則(上) の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/10/10

脚本術の中でも『SAVE THE CAT』や『ハリウッドリライティングバイブル』『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』に並んで名著と数えられる1冊。 『物語の法則』というタイトルで以前出版されており、そちらも手に入りやすい本ではある。自分は知らずに買って、「あれ? ...

脚本術の中でも『SAVE THE CAT』や『ハリウッドリライティングバイブル』『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』に並んで名著と数えられる1冊。 『物語の法則』というタイトルで以前出版されており、そちらも手に入りやすい本ではある。自分は知らずに買って、「あれ? これ読んだことあるぞ」となったので、既に持っている読者は注意が必要。 だが改めて読んでもやはり勉強になることは多い。 特にヒーローズジャーニーについて簡単に学べるのは大きいかも。他の著作だともうちょっと込み入った話になってくるので。

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2023/02/23

レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12790650567.html

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2023/02/05

神話の法則を書いた映画会社等でシナリオ分析をしている著者とパートナーとの物語を書くための様々なツールを紹介してくれる本。映画会社にはたくさんのシナリオが持ち込まれるし、それを評価しないといけないのでシノプシスとログラインを作る。そうした要約を考え抜く事は映画のシナリオ作成以外にも...

神話の法則を書いた映画会社等でシナリオ分析をしている著者とパートナーとの物語を書くための様々なツールを紹介してくれる本。映画会社にはたくさんのシナリオが持ち込まれるし、それを評価しないといけないのでシノプシスとログラインを作る。そうした要約を考え抜く事は映画のシナリオ作成以外にもあらゆる資料の作成に役立つ。映画のシナリオは書かないが、ここにあるテクニックというか、頭の整理の方法は色んな方面に役立つと感じた。しかし色んな分野で色んなプロフェッショナルが突き詰めて物事を考え分析の骨組みを作っていくという、当たり前の事が良く分かって面白い。

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2022/12/27

面白い映画の構造を体系的に知ることができる。実際の映画も例として取り上げてられているため、わかりやすい。 映画を観る際、そして自分が物語を紡ぐ際も、頭の片隅に置いておきたい内容ばかりだった。

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2022/05/17

 2022年2月刊(2013年9月に邦訳が出版された『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』を改題・一部再編集の上、二分冊化)。ハリウッドで、映画会社に持ち込まれた映画脚本の査読、映画のストーリー開発、映画脚本の執筆などを手がけてきた二人が、面白いストーリーとは...

 2022年2月刊(2013年9月に邦訳が出版された『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』を改題・一部再編集の上、二分冊化)。ハリウッドで、映画会社に持ち込まれた映画脚本の査読、映画のストーリー開発、映画脚本の執筆などを手がけてきた二人が、面白いストーリーとは何か? を解き明かしていく一冊。この筆者たちの本は初読み。  現在、某創作講座を受講中なので、参考になると思い、取り寄せ。全12章からなり、「テーマの大切さ」「登場人物に持たせるべき、"求めるものリスト"」「観客との契約」「ドラマに両極の対立を持ち込め」「英雄の内面的な旅路について」「キャラクターが相互に噛み合うアクションを作れ」「キャラクターの機能(主人公、仲間、賢者、敵対者など)」「キャラクターの代数方程式(キャラクター=求めるもの+動き+障害+選択)」「2300年前に、テオプラストスが、30の人物の類型について書き残した冊子『キャラクターたち』の紹介」「シノプシスとログライン」などを読者に示す。ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』に影響を与えたと言われる、ジョーゼフ・キャンベルの『千の顔を持つ英雄』(私は未読)の分析にも一章を割いている。  訳文はこなれており、大変読みやすい。物語作りにおいて、物語のパターンとキャラクターの類型を知っていれば、それらを踏襲することも、あえて外してみることも、できる。本書は、先人たちが探り出したパターンを列挙しているので、創作を志す者ならば、目を通しておいて損はないと思う。

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2022/04/09

本屋さんで見かけて購入しました。「神話」に人類の物語の全てのプロットがある。という話は、村上春樹をめぐる内田樹さんや柴田さんの評論や、河合隼雄さんの著作や、中沢新一先生の著作などで、カジって知ってました。 この書では、ハリウッド映画のシナリオをチェックする仕事をしている2人が、具...

本屋さんで見かけて購入しました。「神話」に人類の物語の全てのプロットがある。という話は、村上春樹をめぐる内田樹さんや柴田さんの評論や、河合隼雄さんの著作や、中沢新一先生の著作などで、カジって知ってました。 この書では、ハリウッド映画のシナリオをチェックする仕事をしている2人が、具体的に映画のシナリオに必要なプロット(筋書き?構成?)をまとめ、公開しています。 下巻も合わせ、とても面白く拝読しました。

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