鼎談 なぜ子どもたちは生きづらいのか の商品レビュー
「生きづらさ」にフォーカスし、学校現場やこれまでの歴史など広い視座のもと、それぞれの視点で述べられていて、自分の考え方に新たなエッセンスが加わった。 失敗が許されない製造業などを筆頭に、高度経済成長期の日本を牽引し、そうした成功体験が脳裏に残っている人たちが、いまだにチャレンジし...
「生きづらさ」にフォーカスし、学校現場やこれまでの歴史など広い視座のもと、それぞれの視点で述べられていて、自分の考え方に新たなエッセンスが加わった。 失敗が許されない製造業などを筆頭に、高度経済成長期の日本を牽引し、そうした成功体験が脳裏に残っている人たちが、いまだにチャレンジしてみなはれ!と口では言うものの、チャレンジした後の失敗を受け入れないのは、日本の教育システムの大きな課題。その失敗を許されないことは、家庭にも波及され、極端に過保護な親、そして、そのレールに乗ってまんまと自律できず、考えた行動ができなくなってしまった子どもが増え続けている。 大人である自分が、どうすればこうした社会を変えられるか、考える一助となった。
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鼎談、という言葉を初めて知ったよ。 以下、メモ。 子ども達の生きづらさの原因は、経済、対人関係、今までの固定観念、政治のあり方にある。 いつの時代も子どもは生きづらい。サバイバルしてる。
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私の学生時代と今の学生は違うんだなぁ。 生きづらさを感じたとしても、わが子が生き抜いていけますように。
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