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なぜ信用金庫は生き残るのか の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/01/28

とても信用金庫に魅力を感じさせる素晴らしい本だった。コミュニティ作り勉強になる。金融マン達におすすめ。

Posted byブクログ

2022/07/11

城南信用金庫の話が大半。仕組みがサッとわかる。 目指すべき姿は、中小企業株に明るい信用金庫でなくいちよし証券の話だが、取引ごとの長電話と営業電話は苦手な人が多い世の中でも、一部にファンがいれば成り立つということかもしれない。 DXはメガバンクと地銀が先行するから、ウェットな付...

城南信用金庫の話が大半。仕組みがサッとわかる。 目指すべき姿は、中小企業株に明るい信用金庫でなくいちよし証券の話だが、取引ごとの長電話と営業電話は苦手な人が多い世の中でも、一部にファンがいれば成り立つということかもしれない。 DXはメガバンクと地銀が先行するから、ウェットな付き合いと、細かく人文までみてリスクをとった融資が特徴と思えた。

Posted byブクログ

2022/05/05

各信金の特徴的な取組みが記載。城南信金が中心。 データで信金が生き残る根拠などの記載が欲しかった気がします。

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2022/04/30

全く知らなかった情報で、私の中の常識が覆った。 非常に面白かった。 地方銀行と信用金庫は同じだと思っていたが違った。そして地方銀行と信用金庫の運命は、努力によってここまで変わってしまったのかと思った。 使い古された言葉かもしれないし、綺麗事かもしれないけどやっぱり他者を持った行...

全く知らなかった情報で、私の中の常識が覆った。 非常に面白かった。 地方銀行と信用金庫は同じだと思っていたが違った。そして地方銀行と信用金庫の運命は、努力によってここまで変わってしまったのかと思った。 使い古された言葉かもしれないし、綺麗事かもしれないけどやっぱり他者を持った行動しか世の中には残らないと思う。 自分だけが良いと言う行動って、その瞬間はいいけど中長期的な目線で成果や結果を出すことってできないと思う。 それが信用金庫で成果が出せている要因なのではないか。 チープな表現だけどそうやって思ったし、私のモットーである「超利己的利他」にもマッチしていると思う。 ==== 鳥羽田継之(とっぱだ つぎゆき) 新聞記者 ==== flier要約 https://www.flierinc.com/summary/2985

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2022/04/15

タイトルに惹かれて買いました。各銀行の店舗が統廃合により縮小していく中、確かに信金のそんなところは見ないよなー…と思いながら。 ノンフィクション、というかビジネス本を読んで感動して泣きそうになったのは初めてです。しかも一度ではなく、うるっとくるページが随所にあった。しかも読んでる...

タイトルに惹かれて買いました。各銀行の店舗が統廃合により縮小していく中、確かに信金のそんなところは見ないよなー…と思いながら。 ノンフィクション、というかビジネス本を読んで感動して泣きそうになったのは初めてです。しかも一度ではなく、うるっとくるページが随所にあった。しかも読んでると、自分の仕事柄、よく知っている信金の知っているお方が出てきてビックリ‼️今までその方を何度かお見かけしたり、その方のセミナーを聴いた事がありましたが、エライ方なんだろなとは、思っていましたが、ある意味普通のおじ様って感じにしか見てなかったのですが・・・。あんなにすごい事を成し遂げた方だったとは、あんなに志しがあった方だったとは、あんなに熱い方だったとは、本当に感動してしまいました。 面白い本だった。しかも大変勉強になりました。

Posted byブクログ

2022/02/10

なぜ信用金庫は生き残るのか 著:鳥羽田 継之 銀行のプレゼンスが低下するなか、上昇しているのが信用金庫である。地域密着で活動する信用金庫は融資を行うだけでなく、本業支援にまで踏み込んでいる。ECによって名産品を中国に売り込んだり、補助金制度を調査して町工場をアシストしたり、大...

なぜ信用金庫は生き残るのか 著:鳥羽田 継之 銀行のプレゼンスが低下するなか、上昇しているのが信用金庫である。地域密着で活動する信用金庫は融資を行うだけでなく、本業支援にまで踏み込んでいる。ECによって名産品を中国に売り込んだり、補助金制度を調査して町工場をアシストしたり、大手企業と中小企業をつなぐ受発注商談会から、飲食店支援のお弁当の即売会まで、その活動は多岐にわたる。 金融機関を取り巻く厳しい環境下で信用金庫が生き残る理由が徐々に判明したきた。そして、信用金庫の取り組みに、生き残る企業のヒントが見つかった。旧くて新しい、熱くて深い信用金庫の世界を本書では以下の6章により紹介している。 ①銀行が消える日 ②なぜ信用金庫は強いのか ③異端の経営・城南信用金庫 ④地域を越えた「よい仕事おこし」プロジェクト ⑤全国の個性的な信用金庫 ⑥金融機関が生き残るには 信用金庫の成り立ちや今までの歴史を知るだけではなく、トレンドや、素晴らしい取り組みの紹介の中で、胸が熱くなるような刺激をいただいた。 歴史を知ることで自組織が現在に至るまでに、関わってこられた先人の先輩や多くのお客様の協力・努力、貢献のもとで今があるということに対して改めてありがたさを感じることが出来た。 ビル・ゲイツが言うように「銀行業務は必要だが、銀行は必要ない」という言葉はますます現実味を帯びてきている。しかし、その言葉から逃げることなく、受け入れ、そして立ち向かい越えていくことも必要となる。 信用金庫は地域という身体に資金という血液を情熱を持って巡らせる役割がある。資金だけでは、循環はしない。職員ひとりひとりの情熱が地域の隅々まで届けるためには必須となる。 本業支援という新たな、役割を活用し、中長期的にはまた違った役割を探し、挑戦していく中で地域に認められ続けることで、生き残るだけではなく、なくてはならない存在として地域に再度認識していただき、今を維持しながら新しい関係性を築いていく中に私たちの将来はあるのではないかと思う。 ひとりではない。仲間と共にお客様の信頼を得るべく、色々なことに汗をかき、積極的にくびを突っ込みながら、信念を持って挑戦し続けていきたい。 未来を創るには旧きを学び、維持することと、勇気を持って敢えて、破壊し新しいことをつくることが必要である。怖さはあるもののそれ以上のわくわく感を大切にしたい。

Posted byブクログ