50代ひとり暮らし小さく、気持ちよく の商品レビュー

岸本葉子(著者)

2022/07/06

初読の作家さん。
こんなふうに品のある暮らしあこがれます。
銀行のATM待ちで本を読むなど共感できる部分が多かったです。フォトブックのvol.5なので、ほかのも探して読んでみようかな。

2022/07/06

丁寧な暮らしぶりが素敵。

「どこかひとつ、ゆるい部分を」が良かった。オートロックのマンション。鍵を持たずに、古紙回収の日に家を出たら、うっかり閉まってしまった。日頃から、ばっちり戸締りしていたので、どこからも入れない。業者さんに「家って堅牢なばかりでなく、どこか一箇所ゆるいところをつくっておく、という考え方もあるんですよ」の言葉に、
『深い示唆だと思う。家だけでなく、人間もそうかも。完璧を目指して人を寄せ付けないより、どこかひとつは「付け入る隙」のあるくらいがいいのでは。周囲と助け合い調和して生きるためにも』にハッとした。私も実生活に感じることがあった。肩肘張らずに自然体で生きていきたいと思った。

2022/04/06

NHKの俳句番組で拝見していました。話し方も丁寧で穏やかで、素敵だな~と思っていました。以前親御さんの介護の話を何かで読んで、その時も背伸びをしないで今ここの場所で出来ることを・・・・というような内容(だったと記憶しています）に、気持ちが穏やかになったのを覚えています。今回は一人暮らしの何気ない変化について書かれています。洋服、お皿、お気に入りだったもの等々・・・捨てられなかった物を手放せたり・・・・私も似たような年齢で、同じような気づきがあるので、読んでて「そうそう」「あ～っ」って共感してました。時々こういった「~な暮らし」の本を手にするけど、読んでて「これは良い」「これは悪い」と感じてしまう本が多いけど、岸本さんの本は、そっと寄り添う感じがして、お気に入り。時々手に取りたい本です。