親になってもわからない 深爪な子育てのはなし の商品レビュー
子供の夜泣きに怯えつつ、それを上回る可愛い寝顔を見ながら夜中に読むのに最適な本だった。 作者はとても生きづらい性格の方だと感じるが、その時の気持ちを言語化できるのでどうにか気持ちを昇華させようと悩みながら生きているのがわかるのでこういったようなエッセイにはピッタリだと思います。 ...
子供の夜泣きに怯えつつ、それを上回る可愛い寝顔を見ながら夜中に読むのに最適な本だった。 作者はとても生きづらい性格の方だと感じるが、その時の気持ちを言語化できるのでどうにか気持ちを昇華させようと悩みながら生きているのがわかるのでこういったようなエッセイにはピッタリだと思います。 ところどころに散りばめられている例えも面白く、笑いあり、ホロリとさせる場面もあり楽しい時間でした。
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子育ては人生の2周目と言われるが、1周目で後悔のある人はつい2周目でリベンジを果たしたくなってしまう それが毒親の始まりなのかもしれない ただ、毒親にも大きくニ種類に分けられると思っていて、一つは奪われたものを奪い返そうとする親、もう一つは奪われたものを我が子には与えてあげたい...
子育ては人生の2周目と言われるが、1周目で後悔のある人はつい2周目でリベンジを果たしたくなってしまう それが毒親の始まりなのかもしれない ただ、毒親にも大きくニ種類に分けられると思っていて、一つは奪われたものを奪い返そうとする親、もう一つは奪われたものを我が子には与えてあげたいという想いが強すぎるばかりに子に呪いをかけてしまう親である 正しさは人それぞれなので押し付けることはできないが、私は正しさとはその人が幸せだと思える根拠だと思う ゆえに、育て方に正解など無いことを前提として持論を述べさせてもらえば、"子どもがありのままの自分で幸せを感じられる"ように育てることが正しい育て方なのではないだろうか ✏子供との関係がうまくいっていないなら、まずは自分の人生を充実させることから始めるといいのかもしれない。
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ご自身で「ツイ廃」と表現されているが、普段Twitterで話題を集めているだけあって、短いけどテンポのいい文章てで読みやすかったし、「いいね」したくなる共感できる内容ばかりだった。 特にあとがきがビンビン響いた。 あとがきより↓ 親になってもわからないことばかりだ。でも、すべてをわかろうとする必要はないのかもしれない。そもそも子育てに正解はないのだ。無理矢理捻り出した「正解っぽい何か」を差し出すよりも、親が人生を謳歌している姿を見せてやるほうがよっぽど子供の希望になるだろう。 そして、「大人って楽しそう」「早く大人になりたい」と思わせることができたのなら、親として100点満点なのではないかと、私は思うのである。 ご自身も2児の子育てで悩んで努力して苦しんだ結果たどり着いた言葉だと思うと、すごく説得力がある。 私も頭では分かってるんだけど、結局子供のことでいろいろ取り越し苦労して、いらんお節介をして後悔したりしそうだな〜よっぽど気をつけなきゃやっちゃうな〜
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血のつながった他人であることはわかるし、子の人生で自分の人生を上書きしようとは思わない。 ただ子どもが意思を持って歩き出すまで責任持って見ていてあげないとなと思う。 でもその期間が大変で密接でかわい過ぎて関係性を間違えてしてしまうんだろうな。 まぁ正解も不正解もないんだろうけど。
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本書は彼女が子育てについて書いたエッセイである。 妊娠中の苦しみ、子育ての悩み、ママ友との付き合い方、自身の毒親の話など、親とは子どもとは家族とは何か考えさせる内容だった。 著者自身が、毒親に育てられたため、そんな親にはなるまいと振る舞うも、無意識に自分の親と同じことを子ども...
本書は彼女が子育てについて書いたエッセイである。 妊娠中の苦しみ、子育ての悩み、ママ友との付き合い方、自身の毒親の話など、親とは子どもとは家族とは何か考えさせる内容だった。 著者自身が、毒親に育てられたため、そんな親にはなるまいと振る舞うも、無意識に自分の親と同じことを子どもにしてしまっていることに気づく。そんな自分に悩みながら、手探りながらも必死に子育てをしていく姿に胸が熱くなった。 深爪氏のエッセイはこれまで何冊か読んで、そのたびに笑わせてもらったが、本書は笑えるだけでなく、考えさせられたり涙腺を緩ませてきたりする。 失礼ながら、彼女のことはずっと「下ネタが大好きな中年女性」と思ってエッセイやツイートを読んできたのだが、母親としてこんなに苦悩されているのかと驚いた。 本書を読んで、子育てをしたことのない私は、知らないことや誤った認識をもっていたことがたくさんあった。 学びと笑いと感動をくれた、素晴らしいエッセイだった。
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まえがきにあるように、まさに清涼剤のような本だった。疲れた時には笑いを、悩んだ時にはアドバイスをもらったような気がする。時折目にする母親に向けての心無い言葉を、代わりに一刀両断してくれたのも気持ちがよかった。 かといって説教くさいわけでもなく、著者が子育てを通して得た知見をポンと提供してくれる。私も著者のような情緒ガタガタ人間のため、著者に共感し、一緒に反省する部分がたくさんあった。
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読んでよかった、けど、再読するにはパワーがいるかも…わたしも毒親育ちなので少しフラッシュバックしてしまった…
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