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図説 日本妖怪史 の商品レビュー

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2023/06/03

「うしおととら」という漫画から妖怪に興味を持ち、読んでみました 不思議なSFチックなものではなく、きちんと史実として妖怪が説明されており、時代時代において、妖怪の仕業だということにしておく必要性があったこと、娯楽として流布されたこと 歴史として妖怪を学べました ただ、個人的に求め...

「うしおととら」という漫画から妖怪に興味を持ち、読んでみました 不思議なSFチックなものではなく、きちんと史実として妖怪が説明されており、時代時代において、妖怪の仕業だということにしておく必要性があったこと、娯楽として流布されたこと 歴史として妖怪を学べました ただ、個人的に求めていたものは、不思議な存在としての妖怪をもっとたくさん知りたかったです

Posted byブクログ

2023/10/18

日本における妖怪伝承の歴史を概観できます。 図説シリーズなので、情報量は少なめですが楽しく読めると思います 【こんな人におすすめ】 色々な妖怪の伝承について広く浅く学びたい人 妖怪伝承の民俗学の入門書を探してる人

Posted byブクログ

2022/05/23

序章 妖怪の発生 第1章 古代の妖怪 第2章 中世の妖怪 第3章 江戸時代の妖怪1 第4章 江戸時代の妖怪2 第5章 近代の妖怪

Posted byブクログ

2022/04/12

妖怪にも歴史がある! 古代から、中世、江戸、現代まで、それぞれの時代の資料を丹念に見ていくことによって、妖怪たちがたどってきた歴史を再構成する、画期的なビジュアル版日本妖怪史。(アマゾン紹介文) 面白くてわかりやすい。 ただ、新鮮味はないかなぁ。

Posted byブクログ

2022/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凶兆・怪異の概念から実体を与えられ討伐対象へ、そしてキャラクター化して娯楽に。 現在の"妖怪"になるまでの言葉・イメージの変遷をカラー資料とともに辿れます。 江戸時代、本草学とともに化物たちに次々と名前が与えられラベリングされたり、新たなキャラクターが創作されていったという経緯を興味深く読みました。 読みながらふと浮かんだのは、『山怪』でマタギや山に暮らす人たちが怪異を狐・狸・天狗の仕業だと答えていたことでした。 妖怪への態度が自然への態度(コントロール可能となること)と比例していたのであれば、山間部では"妖怪"が現代においても室町以前のような曖昧さを保っているのは納得できるなあ、と感じます。(そんな単純な話ではないとは思いつつ) 私自身も実家はド田舎の山間なので、散々、狐の鳴き声や悪さをする狸や、姿かたちの与えられていない怪異について脅かされていたことを思い出しました。 あと、葛飾北斎の「さらやしき」、小学生のとき妖怪入門的な本で見てから印象的な絵でした。ボストン美術館蔵なんですね。 次に日本で見られるときには是非生で見てみたいです。

Posted byブクログ