なにかと人間くさい徳川将軍 の商品レビュー

真山知幸(著者)

2022/05/15

あまり知られていない将軍の人となりも分かって、なかなか興味深く読めた。同じ将軍と言っても、将軍になる経緯も政治のスタイルもそれぞれ違ってて面白い。これを読んでいると吉宗の時代がピークで家斉の時代が徳川の終わりの始まりのような気がする。

2022/03/20

はい・はいって感じで読めます～１家康（絶対的権力者のはずが…心休まらない日々の連続）２秀忠（偉大な父を持った２代目将軍の憂鬱）３家光（理不尽な両親よりも祖父家康をリスペクト）４家綱（幼年将軍誕生で始まった手探りの側近政治）５綱吉（ダークホースの将軍就任で戦々恐々とする幕臣たち）６家宣（５０歳手前で将軍就任　大事にしたのは旧知の家臣）７家継（家宣時代の側近が幼年将軍を盛り立てる）８吉宗（かなりの忖度上手だった暴れん坊将軍の大改革）９家重（期待されなかった将軍の大胆な人材登用）１０家治（将来を嘱望されていた側近任せの趣味将軍）１１家慶（贅沢三昧の子沢山将軍による長い治世）１２家定（父の尻ぬぐいに奔走　危機の時代の人材活用）１３家茂（激動の時代に前評判最悪の将軍誕生）１４家定（国難に直面した若き将軍が受けたプレッシャー）１５慶喜（最後の将軍はなぜ誰も頼れなかったのか）～まあ、そうかもねぇって感じで読んでれば良いんじゃないでしょうか