臓器収奪-消える人々 中国の生体臓器ビジネスと大量殺人、その漆黒の闇 の商品レビュー

イーサン・ガットマン(著者),鶴田ゆかり(訳者)

2022/03/21

『#臓器収奪――消える人々 - 中国の生体臓器ビジネスと大量殺人、その漆黒の闇』

ほぼ日書評 Day563

「臓器の質に関して懸念されているようですね（…）患者さんへの心配はご無用です。最高のものだけを提供します。すべての臓器は法輪功（の収煉者）のものです。彼らは多少、狂信的なところはありますが、飲酒も喫煙もしません。多くのものは若く、中国の気功をしていて健康です。あなたの患者も若返り、健康になることでしょう」

2000年から2008年までの間に臓器収奪された法輪功収煉者は6.5万人、多い見積だと12万人に及ぶという。
一般にはウイグル人がそうした被害にあっているという話をよく耳にするが、筆者によれば法輪功のケースの数%程度（2〜4千人程度）とのこと。

正直、読んで楽しい本ではなく、原著のせいなのか翻訳によるものかわからないが、とにかく読みづらい。

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