「NHKから国民を守る党」とは何だったのか? の商品レビュー
前半は、語り口調が自分に合わなくて読み進めるのが大変だったが、 後半は慣れ、あまりの立花さんの横暴ぶりに、また、その人が党首であることに(税金が使われていることに)暗い気持ちになった
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「選挙ウォッチャー」としての実績はわからないが、「N党ウォッチャー」としての実績はたっぷりある著者によるルポタージュ。 得体の知れないまま国政政党になってしまった参政党についても同レベルの考察が読みたいところである。
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「選挙が目的の選挙サークル」は、どのようにして国政政党になったのか。選挙ウォッチャーちだい氏がN国党の知られざる活動を追った闘いの記録。 立花氏は、いじめられっ子だった、実は経歴をかなり盛ってる…、これは少し意外だった。 マツコ・デラックスさんとのトラブルなど、この政党の振る...
「選挙が目的の選挙サークル」は、どのようにして国政政党になったのか。選挙ウォッチャーちだい氏がN国党の知られざる活動を追った闘いの記録。 立花氏は、いじめられっ子だった、実は経歴をかなり盛ってる…、これは少し意外だった。 マツコ・デラックスさんとのトラブルなど、この政党の振る舞いをずっと苦々しく思ったものの、特にこれまでN国党について深く知ろうという気持ちにはならなかった。 それが最近の「政女党」をめぐる騒動で、立花氏が選挙をまるでビジネスにしてること、莫大な借金を抱え「選挙による自転車操業」をしてることなどを知り、無関心ではいられないと思った。 「立花メソッド」というものがあるらしい。都議選など大きな目立つ選挙に負けを承知で出馬し、党の知名度を上げ、地方選挙だは真面目さを装い、当選を果たすという方法。あぜんとしてしまうが、これが“信者”には天才的な手腕とうつる。「地方議員はヒマでオイシイ仕事」…。有権者としては聞き捨てならない言葉だと思う。 ちだい氏は、立花氏の資金集めが「寄付」ではなく「投資」という形にこだわる点について、「より良い政治」をまっとうなリターンとして有権者に返すつもりも自信もないからではないかと分析していて、これはなかなか興味深い。 「知ること」の重要性。これについても語っている。統一教会問題の鈴木エイト氏同様、長年、ある対象を追い、取材をする。時には危険も伴う。想像以上に気力も体力もいる作業だと思う。N国党に関しては、ちだい氏が居てくれたことを感謝したい。 SNSで立花氏に批判ツイートした一般人女性が発信者情報開示請求で特定され、示談金を要求されたことくだりを読むと、こうした感想文を書くのも一抹の不安がよぎるが、著者へ敬意を表して、ブックレビューを残したいと思った。 なお、本書は2022年1月の出版で(その後、目まぐるしく党名も変更してる)内容は最新ではないかもしれないが、まさにいま読むべき本だと思う。
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なかなか面白かった。 選挙ウォッチャーが体を張って、NHK党党首と闘ってきた過程が興味深い。敬意に値する。 この党についてはほとんど知らなかったが、これほど反社会的な金儲けのための政党が、1〜2%の票を得て、国政政党になっていたという現実がある。日本の反知性主義、衆愚政治化も大し...
なかなか面白かった。 選挙ウォッチャーが体を張って、NHK党党首と闘ってきた過程が興味深い。敬意に値する。 この党についてはほとんど知らなかったが、これほど反社会的な金儲けのための政党が、1〜2%の票を得て、国政政党になっていたという現実がある。日本の反知性主義、衆愚政治化も大したものだ。トランプ現象を笑ってばかりはいられない。
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