鉄道ジャーナル(No.665 2022年3月号) の商品レビュー

成美堂出版

申し分ないのですが…

[RJ2203]

本号も同誌らしい内容とボリュウームで読者を満足させています。しかしながら、「横浜から乗り比べる競合路線 齊藤大起」の記事は余りにも筆者の東急身びいきが強すぎ、公的ぶ掲載するものとしてはいささか中庸を欠いています。比較対象とならない事象同士を基盤として論理展開をしたり、筆者本人の将来的希望をとしか思えない部分、さらには明らかに自分の考えに近いSNSの呟き起因する一般化するなど、看過しえない箇所もあります。署名記事である以上、同社は本記事を掲載するにあたり編集部内で事前の検討や論議をされたのかどうか疑義を感じます。