荘園から読み解く 中世という時代 の商品レビュー
日本人にとって土地とは何か。 中世社会の仕組みの根幹をなす荘園制。 荘園の成り立ちから、武士の台頭、そして最後までが、分かりやすく解説されています。
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<目次> 第1章 土地はそもそも「誰のもの」と考えられていたか 第2章 平安期、「貴族」はなぜ荘園の利権を掌握しえたか 第3章 院政期、荘園の発達とともに「武士が成長」した理由とは 第4章 多様化する荘園の「経営」は、どうおこなわれたか 第5章 「武家政権」がおこなった...
<目次> 第1章 土地はそもそも「誰のもの」と考えられていたか 第2章 平安期、「貴族」はなぜ荘園の利権を掌握しえたか 第3章 院政期、荘園の発達とともに「武士が成長」した理由とは 第4章 多様化する荘園の「経営」は、どうおこなわれたか 第5章 「武家政権」がおこなった荘園支配の新しいかたちとは 第6章 室町以後、戦乱を経て荘園はなぜ、「解体」されていったのか <内容> 一時は1980年代の永原慶二の本しかなかったのに、この数か月で「荘園」本がもう1冊。しかも、ちょっとやさしい書き方。しかし、きちんと最近の研究動向にも踏み込んだ内容。高校生にはちょっと難しいが、歴史の教員には前後関係や背後関係を含めて、見通せる内容かと。
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