性と宗教 の商品レビュー
「性」は生物の根源的な関心事であるがゆえに、宗教としても避けては通れない話題だし、各宗教によって差があることもうなづける。
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宗教とセックスは、切っても切れない程密接関わっているのがこの本でよく分かったが、各章についての結論が分かりずらかった。
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パラパラーっと読んだけど面白かった 各宗教と性をからめたら特色分かりやすくなると思う教育に取り入れてください
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タイトルで初心者釣ってるけど、優しくはない本。 複数ある論説が羅列されてるだけ。それぞれの軽重も分からず、散逸的で面白くない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
性に厳格なのが実はカトリックと仏教の特性であるというのは、新たな発見だった。イスラム教もブルカの影響からか、性に対し非常に厳格なものなのかと思っていた。徒に悪いものとしてしまうことで、反動的な要素を生んでしまうという面も否定できないと感じる。カトリックの原罪という思想がなかなかいびつさがあるように感じてしまった。
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性と宗教という、ちょっとタブーとも言える話だか、面白かった。キリスト教や仏教が禁欲的なのに対して、イスラム教は意外と寛容。 気付かされたのは、ここで語る性とは、男性の立場、視点から見た性であるということ。宗教とはすなわち、古代において男尊女卑の社会から生まれた信仰につき、性の捉え...
性と宗教という、ちょっとタブーとも言える話だか、面白かった。キリスト教や仏教が禁欲的なのに対して、イスラム教は意外と寛容。 気付かされたのは、ここで語る性とは、男性の立場、視点から見た性であるということ。宗教とはすなわち、古代において男尊女卑の社会から生まれた信仰につき、性の捉え方も、どうしても、男性視点になるということなのだろう。
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宗教毎、歴史によって性に対する意味というかタブーが違うことが分かる。もうちょっと端的にまとまるような気がする。
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禁欲に興味があるので、借りてみた。 第5章が房中術•タントラなどに触れている箇所。会陰にエネルギーが集中するので、それを脳に逆流させる「エクスタシー」。オウム真理教もそこに行き着いていたらしい。
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性と宗教、というと縁遠いような印象と、非常に近い印象との二つの相反するイメージがある。 本書は、まさに性行為そのものが、各宗教でどう取り上げられてきたかを示している。 主に取り上げられるのは、キリスト教、イスラム教、仏教、神道だが、そのほかの教義についても一部触れる。 古い宗教で...
性と宗教、というと縁遠いような印象と、非常に近い印象との二つの相反するイメージがある。 本書は、まさに性行為そのものが、各宗教でどう取り上げられてきたかを示している。 主に取り上げられるのは、キリスト教、イスラム教、仏教、神道だが、そのほかの教義についても一部触れる。 古い宗教である、キリスト教、イスラム教、仏教については、女性の地位が一段低く扱われることがある。 例えば、仏教においては変成男子、イスラムの9歳から結婚が可能と考える根拠、バチカンの女性神父拒否など… 現代にそぐわないとされる教義も、後世の人々が勝手に替えられないというところに、宗教の在り方が問われていることも、筆者は後書きで指摘している。 これは研究者らしい視点で、よく指摘してくれたと思う。 また、面白いのはヨガ思想にかかる指摘として、オウム真理教についての指摘もあるところだ。 本書は宗教についてなので、この団体が何を行ったかなど、刑法等に係る指摘はなされていないが、 新宗教の教義に係る話の流れとした興味深い。 人に備わっている性欲をどのように捉えるか。 生き物としての根源を考えさせ、実に興味深い。
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枕草子の海外での評価の流れで、そもそもキリスト教はどうしてエッチなのがだめなんだっけと思って念のため読んだ。アウグスティヌスが、アダムとエバのやらかしの中でも性交に焦点を当てて原罪としたあたりが原因ぽい。 ※原罪云々はキリスト教の(おそらく一部の)考え方なので、同じ旧約聖書を採用...
枕草子の海外での評価の流れで、そもそもキリスト教はどうしてエッチなのがだめなんだっけと思って念のため読んだ。アウグスティヌスが、アダムとエバのやらかしの中でも性交に焦点を当てて原罪としたあたりが原因ぽい。 ※原罪云々はキリスト教の(おそらく一部の)考え方なので、同じ旧約聖書を採用していてもユダヤ教やイスラム教では様子が違うことに注意。
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