星のラジオとネジマキ世界 の商品レビュー
空に現れた謎の飛行物体を調べながら、友だちの女の子が可愛がってた猫が死んで落ち込んでるのを慰めたい小学四年生の不思議な冬の体験。 ジャンルとしては現代ファンタジーだけど、設定がシンプルで読みやすい。友だち思いで当たり前に友だちの為に頑張れる主人公がステキだった。猫が死んで落ち込ん...
空に現れた謎の飛行物体を調べながら、友だちの女の子が可愛がってた猫が死んで落ち込んでるのを慰めたい小学四年生の不思議な冬の体験。 ジャンルとしては現代ファンタジーだけど、設定がシンプルで読みやすい。友だち思いで当たり前に友だちの為に頑張れる主人公がステキだった。猫が死んで落ち込んじゃう女の子も、不思議が大好きでそれ以外見えなくなっちゃう友だちも、みんないい子で読んでて幸せになる。 違う子を主人公で続編も出せそうな内容だなと思う。 小学3.4年生でも読めるようにか、難しい漢字部分は平仮名になってたりふりがながふってあるので、漢字が苦手な子にもおすすめ。大人なら2時間もあれば余裕で読める。読み終わった後は、少し心が温かくなる、そんな作品。おすすめです。
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小学校高学年から。好きな子は4年生でもいけるかな。 ある日、小4のタケルが住む町の空中に銀色に光る巨大な「何か」があらわれる。 夜中にラジオから流れるなぞの音声、友達のことりが大切していた飼い猫ポーの死、公園で美味しいキャラメルミルクとポテトを売るワゴン車、目が白く光る8本足の黒い化け物。 不思議な現象てんこ盛り。児童書としての易しさをキープしつつも、ありありとファンタジーな情景を想像させてくれる描写は読書感想画にはもってこい・・・ですが、ストーリーとしては、もう一歩しっくりくる確かな「なにか」が欲しいような。 両親の不仲とか、ことりの引っ越しとか、喪失感の受容とか、現実的な問題がファンタジーとごちゃまぜになって、曖昧になっている印象。 ネジマキ式の世界において、今はネジがゆるみきってるからネガティブな現象が起きてる?ネジまいたから OK?うーん・・・。 ついつい、子どもたちが能動的に起こす具体的なアクションが未来を切り開いていくという流れを期待してしまうからか、ファンタジーの流れに飲まれていって着地した地点がもう「めでたし」になっているのが物足りないと感じてしまう。
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ある日、体育をしていた、タケルとミツヨシとことりは、不気味な未確認飛行物体のような物を、見ます。それは、死んだ、ことりの飼い猫、ポーに関係が!! 是非読んでみてください!^_^
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