VIP の商品レビュー
海外の富裕層のパーティー界がどのようになっているのか興味があったので読んでみました。 ナイトライフにおける女性の価値、美の基準や 高級ボトルが飛び交う夜の世界に女性達がパーティーに参加する理由、プロモーター達がクライアントに美女を提供し続ける理由、自分たちの夢など様々な目線で描か...
海外の富裕層のパーティー界がどのようになっているのか興味があったので読んでみました。 ナイトライフにおける女性の価値、美の基準や 高級ボトルが飛び交う夜の世界に女性達がパーティーに参加する理由、プロモーター達がクライアントに美女を提供し続ける理由、自分たちの夢など様々な目線で描かれていました。 全体的にプロモーターやクライアント、美女の話なので似た内容に感じたので星3つです。
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元モデルでボストン大学の准教授の筆者が、パーティーやクラブに華を添えるためのモデルを調達してくるプロモーターと行動を共にし、赤裸々な現場のレポートをする。 と言っても、日本のディスコやクラブとそんなに変わらないのではないか、珍しい話でもないのではないかという気はする。 登場するセ...
元モデルでボストン大学の准教授の筆者が、パーティーやクラブに華を添えるためのモデルを調達してくるプロモーターと行動を共にし、赤裸々な現場のレポートをする。 と言っても、日本のディスコやクラブとそんなに変わらないのではないか、珍しい話でもないのではないかという気はする。 登場するセレブの使う金額の大きさは日本とは桁が違うけれど。 あと、結構分厚い本だが内容は同じような話の繰り返し。まとめたら1/5くらいのページ数に減らせられるのではないだろうか。
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レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12736028399.html
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日経新聞2022312掲載 評者:難波功士(関西学院大学教授) ダ・ヴィンチ20225掲載 評者:永田希(文筆家、書評家)
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諸行無常を感じる。価値交換の考察が非常に面白い。エリートの世界への入り口の狭さ。あらゆる意味で持つ者・持たざる者の差は埋められない。
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VIP アシュリー・ミアーズ著 セレブの世界を中から観察 2022/3/12付日本経済新聞 朝刊 ある集団に属する人びとの様子を詳細に記述する「エスノグラフィー」。社会学でもしばしば用いられる手法であり、ときにはその集団の一員として過ごした経験をもとに書かれたりもする。社会学の名...
VIP アシュリー・ミアーズ著 セレブの世界を中から観察 2022/3/12付日本経済新聞 朝刊 ある集団に属する人びとの様子を詳細に記述する「エスノグラフィー」。社会学でもしばしば用いられる手法であり、ときにはその集団の一員として過ごした経験をもとに書かれたりもする。社会学の名著『ホーボー』は、仕事を求めてアメリカ全土を転々としたホーボーの一人が、大学に進む機会を得て、かつて自らが属した世界を調査研究した成果である。 アシュリー・ミアーズも、そうした系譜の上に位置づけられる社会学者だ。ファッションモデルとして働いた経験をもとに、まず2011年に『美を値付けする : ファッションモデルの創出(未邦訳)』を出版する。その概要は、『ファッションで社会学する』(有斐閣、17年刊)にて日本語で読むことができる。 一方、2作目の本書は、10年代前半の約1年半の間、世界中のセレブが集まるパーティーに参加した体験をもとに書かれている。ミアーズはモデル時代のツテをたどり、そうした場で「女の子(ガールズ)」として通用する自らの外見を利して、ニューヨークやマイアミ、カンヌなどをグローバル・サーキットしつつ、参与観察を続けた。 とくにスポットライトをあてられているのは、プロモーターと呼ばれる男性たち。パーティーの花となるような女性たちの「仕出し」を担当し、自らも盛り上げ役に徹し、クライアント(主として富裕層の白人男性)やナイトクラブから報酬を得ている。彼らの武器は、社交的な性格、巧みな話術、魅力的な容姿、マメな連絡や気配り、広い人脈などである。 もちろんいつまでもできる仕事ではないことは、彼らも自覚しており、パーティーで築いたコネクションをもとに何らかの起業を目論(もくろ)んではいる。しかし、VIPたちは、彼らを遊びの場では重宝しても、ビジネスパートナーと見なすことはほとんどない。「女の子」役を卒業した女性たちの中には、別の世界でキャリアを積んでいく者もいるのに対し、プロモーターたちの多くは、その仕事にとどまり続けていく。 本書に描かれた華やかな世界の光と影、その人間模様は、やはりどこまでも興味深い。虚飾に満ちたパーティー・ピープルに反感を抱きつつも、多くの読者は「一気読み必至」となることだろう。 《評》関西学院大学教授 難波 功士 原題=VERY IMPORTANT PEOPLE(松本裕訳、みすず書房・4400円) ▼著者は米ボストン大准教授。専門はジェンダー社会学、文化社会学など。
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